いささか旧聞になりますが、1/13付でオンライン雑誌のダイヤモンド オンラインに、リコーイメージングの現社長 赤羽昇氏のインタビュー記事が掲載されていました。
概要
- 社長自ら1ユーザとしてTHETAを使い倒している
- 2012年に社長就任するまでは、一眼レフカメラを触った経験なし
銀行マン → リサイクル事業の取締役 → 保険会社のディレクター → 現職&リコー執行役員 という異色の経歴
就職はどの会社でもいいという考え。だが、与えられた仕事には何事もアグレッシブに挑戦。
- 学生の頃、インド亜大陸を40日間かけて一周。
- ものごとの本質を考える力があり、好奇心の塊のような人。
- 銀行マン時代に、世界各地で企業再生の経験を積む。
- 海外支店の閉鎖業務を数多担当。わびしいものですかとの質問に対し、『面白かった』との感想。
- 銀行マンをやめて、半年間、世界各地を旅行。
- 面白そうという理由でリサイクル事業の会社に入社、4年で2倍以上の規模に成長させて退職
- またも半年間、世界各地を旅行
- 保険会社に就職するも、東日本大震災の影響で退職
- 現職に。
- 「目標はない、でも面白いことをする」
なんなんだこの経歴…。
面白いものを追求するご本人自身、面白い人生を歩まれているなぁと。そんな感想を抱いてしまいました。
この人がトップなら、世知辛いカメラ業界においても、リコーイメージングは生き残れる気がする!
今後の展望に関するコメント
今後のカメラ事業の展望について尋ねると、スマホの出現によって爆発的に写真の撮影枚数が増えているが、スマホの楽しみ方は瞬間的に画像をみんなでシェアするいわば水平型。しかし一眼レフや個性的なカメラで撮影した高画質な写真は時間を超え、未来へずっと残すための垂直型。現在はヨコ軸が伸びているが、写真を残したい気持ちは人間の本性からくるものであり、タテ軸の方向で勝負していくという。
キタコレ!まさかの『PENTAXは本気で勝負するぜ』、宣言!
同じことを就任直後にもインタビュー記事で答えていた気がするけど、まったくブレてないですね!
いまはTHETAに重点が置かれている雰囲気ではあるけれど、一眼レフでもいいモノを作ってくれると信じてる!