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LOVE PENTAXYZ

News & Tips about PENTAX products, and daily photos by PENTAX cameras.

PENTAXちょっとイイ話 その弐 ~DA70とDA15


K-S1 with various lens
K-S1 + DA70

PENTAXちょっとイイ話 ~開発陣の熱い想いが暑苦しい(褒) 』で紹介したPENTAXの開発陣(企画者)によるレンズ語りシリーズが、第4回まで公開されていました。

今回も引き続きいい感じの熱量ではないでしょうか。PENTAXIANは要チェックですよ。

忙しい人のための要約

DA70Limitedの描写の味付けについて

  • 35mm判換算105mmの望遠レンズにもかかわらず、厚さがたったの26mmという極薄レンズ
  • 開放側では柔らかく、絞るにつれてシャープネスを増す描写
  • ここでいう『柔らかい描写』というのは、非点収差をきちんと補正した上で、わずかな像面湾曲収差をなだらかに残し、画面周辺でのやわらかなボケを演出
  • HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WRでも同様の味付け
  • 副次効果として、プロではないモデルさんを被写体にポートレート撮影する場合、レンズが小さいのでモデルさんがあまり緊張をせず、良い表情を得やすい
『柔らかい描写』というと、巷では『単に収差を残している』程度にしか議論されていないように思うのですが、実際のところは、手の込んだレンズ設計になっているのですね。

ここで言われているように、『外周部に向かってなだらかに、僅かに像面歪曲収差を残す』なんて設計は、光学シミュレータによる最適化ではなかなか上手くいかないと思われるので、現在のDA70があるのは、設計者の経験と勘によるところが大きかったのではないでしょうか。流石です、小織雅和(DA70をはじめ★レンズの設計を手がけられている超重鎮のレンズ設計者)

DA15Limitedのこだわりポイント

  • (企画部はじまりではなく)開発部主導で商品化まで進んだレンズ
    • つまり、我らが金指康雄(DA15など一風変わった銘レンズ設計者)の手によって、1から作られたレンズということなんでしょう(たぶん)。今までより、もっとDA15が好きになりました!
  • 熟慮の末、金属製の引き出し式花型フードに。たぶんこのタイプのフードは世界初の採用。
  • 着脱が邪魔くさい!という批判を受けることを想定しつつ、格好の良い49mm径のねじ込み式キャップ
    • DA40Limitedの製品化検討時にはやむなく断念したキャップ表面へのPENTAXロゴの刻印(装着時、PENTAXロゴが水平になる状態を実現
    • キャップ外周と内側を2ピース構造とすることで実現
      • ※ なぜ2ピース構造にすると実現できたかは元記事をご参照ください
    • キャップは40mmのフード同様、レンズ本体と1対1の関係(レンズごとのワンオフ品)
  • 別売りのキャップ「O-LC49」がおすすめ
DA15は、自分も勝手速攻でO-LC49に取り替えました。うん、まぁなんだ、ワンオフのキャップが付いてくるってのが嬉しいよね。