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K-S2 レビュー vol.6 ~Advanced-HDRが面白い



K-S2から、モードダイヤルに新設された「A-HDRモード」(アドバンストHDRモード)。

モードダイヤルを1箇所専有するとは、どんだけ自信あるねんッ!

と思って試してみたところ、なかなかにクセのある写りになって面白かったので、最適な被写体を求めて、ちょっと遊んでみました。

最初に

本記事では、Pentax Ricoh Family Club プレミアムメンバー向けの フリートライアルにて無償貸与して頂いたK-S2について、当blog管理人が勝手気ままにレビューしています。本レビュー記事の内容に関して、リコーイメージング社は一切関与しておりません。

A-HDRモードとは

公式サイトによれば、「明瞭強調技術」をHDR(High Dynamic Range)撮影に応用して作られた撮影モードとのことです。
明瞭強調技術」自体が技術的詳細は明らかにされていないので、正直ナンノコッチャという感じです。

明瞭強調技術について

明瞭強調技術は、CP+2015の解説記事を参考に、K-S2でONにしたときの撮影画像を眺めた感じでは、

撮影画像を、一旦周波数ごとに分解して
  • 低周波の構造物については、境界面におけるコントラストを強調し
  • 中・高周波の構造物については、コントラストの強調&シャープネスをかける
ような感じで、周波数ごとに画像処理を施した後、
撮影画像を再合成して、一枚に仕上げる雰囲気でした。

してA-HDRとは

正直よくわからないですね。

色々試した限りでは、複数枚撮ってHDR合成した後、明瞭強調技術をややオーバー目に適用している感じでしょうか。

A-HDR向きの被写体

撮影画面全体に、細かな構造物が多数存在する場合に向いているかなと思います。
具体的には、夜景とか、自然風景とか。

細かな構造物の、そのどれもが強調されるので、画面全体を見せたい、という場合に向くのかなーと。

A-HDRと他の撮影モードとの比較

さて、こちらが、今回の基準写真。
ふつうにPモードで適正露出で撮影したものになります。
Pモードで撮影
至って、ふつうですね。
奥のビル群と、手前の高速道路では輝度差が激しいので、こんなものではないでしょうか。

この風景をA-HDRモードで撮影したものがこちら。
Test Shoot of Advanced-HDR
A-HDRで撮影
光跡や、遠くのビル群が、クッキリはっきりして、いい感じです。
このキラキラした感じ、自分的には 肉眼で見る景色に近くなりました。


比較に、シーンモードに用意されている『HDR合成モード』(露出の異なる3枚を合成してHDR写真に仕上げる)で撮影した画像がこちら。
シーンモード「HDR合成」で撮影
ISO6400
(HDR合成ではISO・SS・絞りのいずれも選べないのが厳しいです。)
と、とても、微妙です。
少なくとも、露出補正をマイナスに振ったほうが良いですね。
ダイナミックレンジが拡張されすぎて、コントラストがかなり低くなっています。

というわけで、HDR合成、残念!

というのは不本意なので、HDR合成されたJPEGファイルに残る階調の広さを利用して、NikCollectionで調整してみました。
シーンモード「HDR合成」で撮影したものを
NikCollectionで調整
これはこれで、いいんじゃないでしょうか。(自画自賛)
でもA-HDRのほうが、クッキリはっきり感はつおいですね。

A-HDR、その効果と、使いドコロを抑えておけば、活躍しそうです。

A-HDRの作例?

Test Shoot of Advanced-HDR
大阪駅前
Test Shoot of Advanced-HDR
深夜のガス管工事

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