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K-S2レビュー vol.5 ~K-5,K-5IIs,K-3,K-S1との諸性能比較、AF速度の話


K-S2、総じて良い所が多いのですが、K-5に比べて物足りない部分がないわけでもなく。
実際に使ってみて、気づいた点など含め、細かなスペックの違いを表形式にまとめてみました。(※)
※ オリジナルのファイルはGoogleDocsで公開しております。

◎:機能あり(優れている)  ○:機能あり(ふつう)

最初に

本記事では、Pentax Ricoh Family Club プレミアムメンバー向けの フリートライアルにて無償貸与して頂いたK-S2について、当blog管理人が勝手気ままにレビューしています。本レビュー記事の内容に関して、リコーイメージング社は一切関与しておりません。

K-S2所感

Wi-Fi、バリアングル液晶といった便利な機能に加え、基本性能が高いことから、一眼レフは初めてといった方から、ハイアマチュアの方まで、多くの人にとって、これ一台で満足できるポテンシャルがあるのではないでしょうか。

一方、ハイアマチュア以上の方が、メイン機としてヘヴィに使い込むには、細々とした点で物足りなく/不満を感じるところがないでもないかなぁと。

この辺りになると、本当に個人差があると思いますし、何が正解ってわけでもないかと思いますので、説明は割愛します。足りない部分は、創意工夫でカバーできますし、お寿司。ISOボタンがないのはどうしようもないのですが、まぁ慣れでOKじゃん。

あ、そうそう。これくらいは断定的に書いても問題無いと思うのですが、個人的に好んで使っているアイカップ MIIは、K-S2に付けられませんでした。K-S2はアイカップの取り付け部の直下に、液晶が出っ張っているので、物理的に無理です。

PENTAXのクラス分け

PETNAXの一眼レフはコストパフォーマンスが良い(同価格帯の他社製品に比べて機能が豊富である)ことが多いため、表立って喧伝されているスペックを見ると、エントリー機や普及機が上位機種よりも優れているかのように、錯覚することもありますが、実際に全クラスを使ってみて、上位機種と、ミドルレンジ機、エントリー機は明確にクラス分けされているように感じました。

K-S2に関していえば、K-3との差は明確に作りつつも、上手いこと機能の取捨選択を行い、多くの人にとって良い製品になるように、上手く製品として仕上げられているなぁという感想です。

その他

レンズ交換の時間をなくすため、2台体制で写真を撮ることが多いのですが、K-S2とK-5、K-S2とK-S1の組み合わせで使ってみた感想として、

K-S2は、ボタンの配置などK-5 (及びK-3など上位機種)の操作系とは少し違っているので、K-5との併用では、ボタン操作に一瞬戸惑う、といったことがありました。
操作系の違和感の少なさの点では、K-S1との併用の方が良いかなぁという印象です。
K-S2 + DA★55mm

K-S2のAF速度

おそらく気のせいではないと思うのですが、DA★55mm使用時のAF速度が、K-5に比べ大きく改善されているように感じました。おかげで、動き回る娘の撮影で不便を感じることもなく、DA★55mmの稼働率がかなり高くなりました。

K-5の時は、AF動作が、粗動(スッ)→微動(サ)→微動(サ) といった多段階の走査でピントを追い込む感じだったのですが、
K-S2では、スッと一発でAFが合う感じ。

SDMモータの制御アルゴリズムに手が入ったのでしょうか。
(こういった制御ができるようになったのは、SAFOX XになってAF精度が上がった&PRIME MIIになって演算処理速度に余裕が生まれたことに起因しているような気がするのですが、SAFOX 11のK-3も同じなのかなぁ…。教えて偉い人!)

鯉のぼり

また、ライブビューでのAFも、特に顔認識AFの認識精度・認識速度ともに上がった感じで、バリアングル液晶と相まって子供撮りがとても楽でした。

CP+2015のインタビューで、『K-S2のAF速度は改善されている』という話だったので、当初のK-3よりも改善されたと考えていいのでしょうか。CP+2015インタビューでは、さらにAF速度を改善するという話が上がっていたので、まだ見ぬK-3IIやフルサイズ機には期待してしまいますね。

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