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LOVE PENTAXYZ

News & Tips about PENTAX products, and daily photos by PENTAX cameras.

K-S1 を冷静になって再度レビューしてみる

Review DA15mmF4ED AL Limited DA70mmF2.4Limited K-S1

2つ
(クリックでFlickrに飛びます)
K-S1 と DA70 , DA15の組み合わせで海沿いをプラプラしてきました。

前回のレビュー記事は勢いで良い点を強調して書いてしまったので、
今回は改めて冷静にK-S1を評価…

するわけないじゃないですか!

大のPENTAXフリークの自分が、客観的かつ公正なレビューなんて書きません!
今日も、(嘘にならない範囲で) 好きなだけPENTAXを褒めちぎるぜ!ひゃっほう!

目次

  1. 【K-S1作例と解説】 
  2. 【PENTAX上位機種ユーザの方へ】 (上位機種との差異)
  3. 【余談】

【K-S1作例と解説】


路傍から、赤い舗道の上にまで這い出た緑の雑草です。

青々とした緑の力強さと、侵食される赤い舗道が色飽和することなく
緻密に、それでいて、力強く描かれています。

たっぷりの解像感に、なだらかなボケ味、いかがでしょうか。
Red & Green

燦々と照らす太陽のもと煌めく海です。

画面右側は肉眼でも白けていましたので、ハイライトが飛んだわけではありません。
青空から、海面をそよぐ波、海面の煌めきまで余すことなく描き切った
ダイナミックレンジの広さにご注目ください。

画面全域で繊細な描写を見せるのは、2000万画素ローパスレスならではでしょうか。
煌めく海、白ける空

K-S1の光学ファインダーと、優秀なセンサの組み合わせは
目の前の光を、目で見たそのままに切り取ることができます。
光

信じられるか?これ、ごみ焼却場なんだぜ。

失礼しました。K-S1とは関係ない話でした。
信じられるか?これ、ごみ焼却場なんだぜ

K-S1で初搭載されたPRIME MIIエンジンの能力も驚異的です。

JPEG撮って出しですが、海風にさらされ、くすんだコンテナの存在感が、見事に描写されました。
広大なダイナミックレンジに、高い解像度を兼ね備えたセンサ。
そして、それらの能力を余すことなく使い切るPRIME MII。
ひと手間かけてRAW現像するまでもなく、
ハイライトからシャドーまで良い感じにまとめてくれます。

RAW現像の時間を節約して、その時間を撮影に。
との、開発者の方々の想いの表れでしょうか。

壁

埋立地というサバンナを歩くキリンたちです。
彼らは、どこに向かうのでしょうか。

K-50譲りのAFユニットは必要十分な性能で、
野生のキリン相手でもシャッターチャンスを逃しません。
そう、K-S1ならね。

埋立地に住むキリンたち

K-S1から搭載されたエフェクトモードは、PENTAX Qユーザにはお馴染みですね。

少し使ってみましょう。「さわやか」です。

キリンたちの望郷を想う、哀愁漂う背中と、
気持ち良いくらいに、どこまでも続く青い空。
相反する要素を難なく1つの写真にまとめてしまいました。

デフォルト設定でそつなくまとめてくれる、
そんなPENTAXの妙技はK-S1にも受け継がれています。

サバンナを想う

こちらは「クロスプロセス」です。
どんな色に転ぶかはシャッターを切るまで分かりません。

上手くいくかは運次第。

真面目に作られた一眼レフだからこそ、
そんな遊び心を持ち合わせてもいいのではないでしょうか。
テスト

「ポップチューン」で淡い夕焼け空に、彩(イロドリ)を加えてみました。

エフェクトを用いて、見たかった心象風景を写真に投影する。
デジタルの時代だからこそできる芸当ですね。
ビーナスベルト


カメラとしての真面目さと、デジタルガジェットとしての遊び心、
相反する2つの要素を備える、ただ1つの一眼レフ。K-S1。

おひとついかがでしょうか。

【PENTAX上位機種ユーザの方へ】

K-S1、スペック表上は上位機並みですが、
上位機種に比べると、明確にデグレードされているので
既に、PENTAXの上位機種を使われている方が手にすると
色々がっかりすることが多いと思います。

なんだかんだ言っても、エントリー機です。
  • 現状の値段(7万~)では、K-5IIs、K-3がおススメ
    • 以下の要素をK-S1に求めないなら、
      買っても後悔はしないと思います。
      • AF関連
        • 暗所AF性能
        • シャッター音の静かさ
        • ボディ内AFモータの性能
        • パワーズームへの対応
      • 操作性
        • グリップのし易さ
        • 縦グリップ
        • 2ダイヤルの操作系
          • ※ いかに少ない操作で撮影設定を変更できるか
      • レタッチ耐性の高さ
        • ※ 上位機種は14bit RAW
      • ボディの堅牢性
      • 防滴防塵
      • 電子水準器
      • あと色々細々としたカスタマイズ設定、多重露光などの撮影方法
    • 3~4万円に落ち着いてきたら、サブにオススメできるかなぁ
      • 今までの経験上、おそらく半年くらいでそうなるはず

    他レビュー

    夜間の作例、細かい使い勝手などは以下の記事にまとめています。
    PENTAX K-S1!本当によく手に馴染むッ!最高に「ハイ!」ってやつだァッー !

    【余談】

    PENTAXの会報誌で、「S」の由来が紹介されていました。
    「スーペリア」または「スーパー」だそうです。

    あぁ、なるほど「イノベーションライン」ということで、
    既存のライン分けを越える製品ってことでしょうか。

    普通すぎてびっくりなネーミングですが、分かりやすくていいですね。

    追記

    K-S1に関する実際に使っていて気づいたことなど種々のレビュー記事を下記にまとめています。
    こちらもご参照頂けますとさいわいです。