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HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR is better than Tamron A007, I feel like


SuperMoon?
満月の夜は、月暈が綺麗にみえるのさー。
「だから何?」とか聞くのはナシな!それ禁止な!

D FA 24-70mmF2.8にまつわるエトセトラ

リコーイメージングからHD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR が公式に発表されまして、カメラの八百富さんのBlogには、写真付きで詳細な解説記事が上がっております。まともな話はそちらに任せて、

A007と完全同一の光学系

DFA70-200mmのレンズ構成図を、TamronのA007とレンズ構成図を見比べてみると、レンズ形状が完全に同一ですね。ちょうどRiceHigh's Pentax Blogさんのところで分かり易い比較画像が上がっております。


巷では『DFA24-70mmの構成図には、高屈折率レンズが明記されていないので、A007と同一光学系ではないのでは?』という議論が俎上に載せられていますが、個人的には、完全同一だと思っています。

レンズ形状が全て同じで、一部のレンズのみ材質(物理的には、屈折率と分散)を変えたりすると、後段のレンズでまともに集光しない(収差が補正されない)確率が高いじゃん。みたいな。

形状が一致するなら、各レンズの材質は同じでしょう。

 

※ オハラやHOYAなどガラスメーカー は硝材(ガラス)自体に仰々しい名前はつけていなくて、カメラメーカ(PENTAXなど)やレンズメーカー(Tamronなど)が一部のレンズにブランディングのため名称を付けているだけなので、レンズをもとに議論するのはあまり意味がない。正直。

 

MTF曲線から見たDFA24-70mm

DFA24-70mmのMTF曲線(幾何光学的MTF)のグラフを、よくよく眺めていると、A007のグラフと微妙に異なっていました。

というわけで、違いがわかるように、縮尺を合わせたものがこちら。
上がA007のMTF曲線、下がDFA24-70mmのMTF曲線(幾何光学を用いた計算結果)になります。TamronとPENTAXで色分けが違うのが紛らわしいですが、上2本が10本/mm、下2本が30本/mmでの計算結果を示しています。
 
え、「何が違うかわからない?」

10本/mmでの最外周部における結果(コントラストのヌケの良さ)が、微妙に違うんです。微妙にね、こうPENTAXの方が良いというか。

光学系が同じなので、DFA24-70mmの売りの1つである『レンズ全面にHDコーティングを施した』効果(レンズ界面での反射光が鏡筒内で乱反射することが軽減され、像面でのコントラストが改善されるため)かなと思いました。

(まー、ぶっちゃけ、きちっと重ねあわせてみると、30本/mmでの結果(解像力の指標)がPENTAXの方が全体的にちょっとばかし悪くなってるんだけどー、たぶん気のせいだと思うのだけどー、計算間違いかなんかだと思いたいのだけどー。どー、なってるのさー。)


Halo like a thunder
自分では、面白い写真撮れたって思ったけど、
改めて見返すと、「なんで、ふつうに撮らなかったの?馬鹿なの?」って気分になること
あるよねー。

Not designed by Jun Hirakawa

巷では、A007の光学系は、Tamronの特許出願 『特開2013-45039号公報』(この出願の発明者は平川純氏!)に記載されたものである、という話があったのですが、よくよく確認すると、
 
フルサイズ対応の70-200mmF2.8というスペックの点では合っているのですが、レンズ構成図が違ってます。この公報の光学系はどう見ても別物です。本当にありがとうございました。
 
digicame-infoさんのところのコメント欄を見ていて気付きました。自分もちゃんと確認せず、過去にA007は平川純氏設計という話を書いてしまってました。ゴメンナサイ。)
 
A007の光学系は、Tamronの特許出願『特開2013-44795号公報』(こちらの発明者は李大勇氏)の第2実施形態以降に記載されたものと一致しています。この特許出願、先の特開2013-45039と同日出願です。
 
『何かしらの事情で、最終的に後者の光学系が採用されたのだなぁ』と思うと、なんだかこう。今更ながら、1つの時代が過ぎていったのだなぁ、としみじみ思いますね。あ、思いませんか。そうですか。