セミナー動画がアップされていました。
流石、RICOH IMAGING様!分かってらっしゃる!!(何が
DFAレンズでの作例がたくさん紹介されるので、見ていて楽しいですね。おすすめです。
セミナーの内容概略
以下、「HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW」を、単に「HDリアコン」と呼んでいます。
- 以下、洲崎さんがDFA★70-200mm、 DFA150-450mmのプロトタイプ(?)を利用してみた上での感覚的な話、という前置き。
- 製品版では、さらに性能が上がっている可能性があるかもしれないとのこと
- 解像力
- DFA150-450mm > DA★300mm + HDリアコン
- DFA★70-200mm > DA★50-135mm
- DA★200mm,DA★300mm に関しては単焦点なので、単焦点の切れの良さはある。
- お茶を濁すような言い方だったので、もしかして有意な差がな(ry
- DFA★70-200mm
- 写した瞬間、オッと思える性能のレンズ
- DFA 150-450mm
- AF速度は、向かってくる飛行機を追尾できるくらい早い。
- 『RAWファイルの現像時に、キレッキレッだったので、シャープネスをオフにし忘れたのかと確認したら、実際にはシャープネス0だった』ってくらい、切れる(解像力が高い)らしい。
- HDリアコン との組み合わせ
- DFAレンズとDAリアコンの組み合わせは、(K-3で)問題なく利用できる。
- ※ 良く考えると、マスターレンズのイメージサークルが足りてるんだから、この組み合わせは当然使える気がする。
- ※ フルサイズで使えるとは言われてない。
- DFA★70-200mm + HDリアコン
- 元のレンズがいいだけに、いい。
- DFA 150-450mm + HDリアコン
- 開放F値が暗くなりすぎるので(AFモジュールの動作保証範囲を越えてしまうため) 公式のサポート範囲外。
- AFが遅く感じられるけど、比較的遅めの動体(飛行機)なら使える
- 流し撮り対応 次世代SR(ShakeReduction)
- 今回の撮影では、K-3のSRに改良を加えたβ版ファームウェアを利用
- 流し撮り撮影に対応
- TYPE1(流し撮り対応)・TYPE2(流し撮りの判定をゆるめに)の2パターンをテスト
- 製品としてどうなるかは未定
- K-3のアップデートで対応するのか、次世代機(フルサイズ?)以降に搭載するかは分からない、という旨のぼんやり発言
- まとめ
- 以前にセミナーで、APS-Cの有利さを前に語ったけど、時代は移ろっている
- DFAレンズは、クラス有数の画質
HDリアコンはフルサイズで使えるのか?
タイムリーなことに、RiceHigh's Pentax Blogにて、 [Official] と銘打たれた謎の互換性チェックリストが紹介されていました。- 記事:
- チェックリスト(直接リンク):
- DA Rear Convertor Compatibility Chart
- ※ 余談ですが、このリスト、リコーイメージングの社員(開発者)の方が作成したものであることまで確認できるのですが…。いいのか、これ。
まぎらわし過ぎる。
多分使えない
- 猫の目スチル HDリアコンをフルサイズで
- フードによるケラレが目立つ
- 猫の目スチル Metro M
- ケラレてはないものの、周辺減光が見受けられる
上記blogに、DA★200mm(フルサイズのイメージサークルをカバー) + HDリアコンを、フィルムカメラ(ist*)で使ってみた撮影結果が載せられていました。
うーん…。周辺減光はデジタル補正できるとはいえ、フルサイズ対応とは言い難い感じがします。
個人的にはフルサイズ対応のリアコンを期待したいところですが、はてさて。