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LOVE PENTAXYZ

News & Tips about PENTAX products, and daily photos by PENTAX cameras.

世界でいちばん濃ゆい Pentax K-1 レビュー P.11 推奨設定


以下の記事は、PentaxForumsによる

P.11 "Recommended Settings" の抄訳となります。

原文の紹介や、他ページの抄訳については下記ページにまとめています。

blog.lovepenta.xyz

このページの目次

Pentax K-1のデフォルト設定は初期設定の状態で既によく練られている。とはいえ少しばかり手を加えてやれば、カメラをよりあなたの要望に合わせ、より手に馴染む機種とすることができる。今までの機種ではデフォルトでオフであった設定のうち、K-1では標準設定となっているものもある。例えば、K-1では、電源オン・オフの際の、DR(Dust Removal;センサ振動によるゴミ除去機能)がデフォルトで有効になっている。

プロフェッショナル向けの一眼レフでは、初心者にフレンドリーなオプションは提供されないのが慣例だが、K-1はモードダイヤルにAUTOモードを備えている。

NOTE: このカメラはAUTOモードでは多くの設定がグレーアウトされる(設定不可となる)ことに注意してほしい。このため、この記事を読んで設定を変更する際には、AUTOモード以外に設定していることを確認してほしい。

撮影メニュー

「撮影メニュー」は、K-1のメインメニューにおける最初の5つのタブで構成されるとともに、撮影画像に影響する設定を司っている。なお、カッコ内の数値は、該当するタブの番号を示している。

NOTE: これらの設定の多くは、クイックアクセスコントロールパネルからも変更可能なことを覚えておいてほしい。

(1) 位相差AF > 測距点切替

  • 必要に応じて、AFポイントの選択モードを選択しよう。ゾーンセレクトは、普段の撮影に向いている。一方、セレクトエリア拡大 (L, M, S) は、AF-Cにおいて被写体が動いた場合に、AFポイントを周囲に移動させたいという上級ユーザに向いている。
  • NOTE: これらの設定は、レンズマウント付近のAF MODEボタンを押しながら、電子ダイヤルを回すことで直接変更可能なことを覚えておいてほしい。

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(1) コントラストAF > コントラストAF

  • 三脚利用時など、厳密にフォーカスを合わせたいときにはセレクトモードを使おう。手持ち撮影で素早くフォーカスを合わせたい場合には、AUTOモードを使おう。

(1) コントラストAF > フォーカスアシスト

  • フォーカスアシストをONにすると、ライブビューモードでピントが合ったエッジ部分がハイライトされるようになる。マニュアルでフォーカスをあわせる場合にとても便利だ。

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(1) プログラムライン

  • MTF は、レンズが最もシャープに写るF値を優先的に使うようになる。この設定は、FA、DA、DFAレンズで使うことができる。その他のレンズでは、Normalに戻される。

(2) カードスロット設定

  • 両方のカードに同じファイルを保存する(バックアップをとる)ことや、JPEGとRAWを別々に記録することができる。
  • NOTE: これらの設定は、処理性能に大きく影響を及ぼす。そのため連射時にはこれらの設定は避けるべきだ。

(2) 記録設定 > RAWファイル形式

  • DNGフォーマットは、既存の画像編集ソフトとの互換性が最も保たれる。DNGとPEFでは記録内容に違いはないが、PEFは最新のPhotoshop, Lightroomでのみ開くことができ、多くのサードパティのアプリではサポートされていない。もし、うっかり手持ちのソフトウェアで扱えないRAWフォーマットで記録してしまった場合は、付属のPentax Digital Camera Utilityを使うことで、DNG<->PEFの変換ができる。

(3) Real Resolution

  • この機能は、三脚を利用して静物を撮影するとき以外は、オフにしておいたほうがいい。上級者専用。

(4) 自動水平補正

  • 風景写真を多く撮る場合はONにしておくと良い。このモードでは、ロール軸(水平方向)の手ブレ補正は限定的になる。

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(4) レンズ補正 > ディストーション補正

  • 連写時においてはオフに、それ以外の時はオンにしておくと良い。なお、レンズ補正はJPEGファイルにしか適用されない。
  • TIPS: AF-Cモード & ディストーション補正オフのカスタムUSERモード作っておくと良い。USERモード登録は、撮影メニューの最後の項目から行える。

(5) ファインダー内表示 > グリッド表示

  • グリッド線はオフにし、その他の項目は好みで設定すると良い。

(5) クイックビュー表示

  • オフにするか、好みで表示時間を変更すると良い。

(5) その他の表示

  • もし複数のK-1を持っている場合には、すぐに区別が付くように異なる「配色」を設定すると良い。
  • 操作に慣れてきたら「ガイド表示」 はオフにしても良いだろう。

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(5) ボタンカスタマイズ > AFボタン

  • AF動作をAFボタンでのみ行いたい場合(いわゆる、親指AFを使いたい場合)、「AF作動2」に設定しよう。
  • また、Fx1ボタン、Fx2ボタンについても、必要に応じて適宜カスタマイズしたい。特に、外付けフラッシュを使って撮影することが多い場合には、どちらかを「フラッシュモード」に設定しておくと良い。

再生メニュー

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ここでの設定は、カメラの再生モードを使って撮影写真を見るときに反映される。

(1) クイック拡大

  • 100% に設定しておけば手軽に等倍表示で確認できるので、わざわざ拡大表示してからスクロールする必要がなくなる。

(2) 画像表示 > 白飛び警告

  • オンにすると、露出アンダーまたは露出オーバーになった箇所がハイライトされる。

詳細設定メニュー

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このメニューは、カメラ全般の操作に関する制御を行う。

(1) 電子音

  • 電子音はオフにするか、音量を下げることを検討しよう。

(2) オートパワーオフ

  • 不意に電源がオフになることを避けるため、3分に変えておこう。

(2) 照明設定

  • お好みで外部LEDをオンにしよう。

(2) インジケーター

  • GPS と Wi-Fi はオフにしても良いかもれしれない。GPSに関しては、暗闇で撮影する場合(アストロトレーサーを使う場合)には光らせておいたほうが良いかも。

(3) ファイル名

  • 複数カメラを所持している場合は、接頭語(プレフィックス)を変えると良いかも。

(3) 著作権情報

  • 名前/会社名を追加しよう。この情報は撮影写真のEXIFに保存される。

(4) バッテリー選択

  • オプションのバッテリーグリップを使っている場合、バッテリーグリップ内の電力を優先して使うように設定し、本体内のバッテリーをなるべく温存しよう。本体内のバッテリーはグリップを外さないかぎり充電できない。

カスタムメニュー

この4ページに渡るメニューは、一度設定すればそうそう変更しないような上級者向けの設定が含まれている。

(1-1) 露出設定ステップ

  • 電子ダイヤルの回転量を減らしたい場合は、2 (1/2 EVステップ) に設定しよう。

(1-7) フラッシュ同調速度

  • 以前のPENTAX機用に設計されたサードパティの外付けフラッシュがある場合、互換性のため 2 (1/180s) に設定しよう。

(2-12) ワンプッシュブラケット

  • 2 (オン) に設定しよう。ワンタッチで、自動的にブラケット撮影(複数枚撮影)を行ってくれる。

(3-20) 測距点移動ボタンの動作

  • セレクト拡大モードをよく使う場合やAFポイントを頻繁に動かす場合、 2 (Type 2) を選択しよう。ファインダーを覗いている時に、不意にAFポイントを動かしてしまうことを避けるため、強く推奨する!

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(4-24) キャッチインフォーカス

  • マニュアルレンズをよく使う場合は、2 (オン) にしよう。シャッター全押し状態にしている間、被写体がフォーカス位置に入ると自動でシャッターが切られる。

(4-26) 絞りリングの使用

  • マニュアルレンズを使う場合 2 (使用) に。(例えば、絞りリングに "A" がないレンズを使う場合)
  • こちらのページも合わせてどうぞ:

機能ダイヤル

機能ダイヤルは、設定ダイヤル(3番目のコントロールホイール)を使って、HDRモード、ファインダーのグリッド表示、SR、露出補正、ISO、連写モード、Wi-Fi、ブラケット撮影の設定変更を可能とする。

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これらの設定はいずれも状況によって使い分けるものなので、特にこれがいいという設定はない。状況に応じて上手く活用してほしい。

Note: 機能ダイヤルが「・」に設定されている場合、第3のコントロールホイールで、クイックビュー時に表示倍率の切り替えができる。

コントロールパネル

K-1は、コントロールパネル(INFOボタン)でアクセス可能な設定をカスタマイズできる、PENTAXで初めてのカメラだ。共通設定を変更するにあたって、コントロールパネルの有用性は計り知れない。なぜなら、ユーザがメインメニューを表示し、タブやサブメニューをかき分けて設定変更する手間を省いてくれる。コントロールパネルには、38個ある選択可能な設定項目のうち、20もの設定項目を並べることができる。

以下の様なレイアウトをオススメする(訳注: 元記事の画像を参照してください)。中でも注目すべきは、各種の画質調整設定に手軽にアクセス可能としている。また、マニュアルレンズを使う際、手軽に焦点距離を設定できるようにしている。

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(この画面は管理人のもの。)

あなたがカメラをどんな風に使っているかによって、いくつかの設定をアストロトレーサーや、フラッシュモード、フラッシュの露出補正、SDカード設定、JPEGサイズ、AAフィルタなどに入れ替えるといいだろう。もしRAWで撮影している場合には、高感度NRやレンズ補正の設定などは機能しないため、ためらわず削除するといいだろう。

リコーイメージング PENTAX K-1 完全ガイド (インプレスムック DCM MOOK)

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  • 作者: 吉村和敏,大山顕,洲?秀憲,中西敏貴,横木安良夫,大和田良,小林哲朗,茂手木秀行,HARUKI,萩原史郎,佐々木啓太,桃井一至,岡嶋和幸,伊達淳一
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