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PENTAX K-1を使ってみた ~ 50年の歳月を経て、蘇るPENTAX


目次

プロローグ;PENTAX K-1が届くまで

発売日の前日の夜は、遠足前の幼稚園児のごとく興奮して眠れず、最初に使うレンズを朝まで考えていた。

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4月28日、発売日当日。

K-1を手に出社しようとする僕をあざ笑うかのように、PENTAX K-1はまだ来ない。

もうダメだ。このままでは、今日一日待ちぼうけで終わってしまう。

『昼ご飯食べてもう出よ…。』と思ったところで庭先に宅急便の人が見えた。なお、『宅急便の人』は魔女ではなかった。残念。

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って、届いても、電池を充電しないと使えなーいャーイャイャイヤー。

昼ご飯をかき込む間にちょっとだけ充電して出かける。ほとんど電気制御の(すなわち電力消費の多い)ミラーレスと違い、ちょっとの電力でもそれなりに使えてしまう一眼レフなら少しの充電でも50枚くらいは撮れるだろう。

このような技が成せるのも、一眼レフの形にコダワリ続けてくれたおかげである、ありがとうPENTAX。

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目的地につくまでの間、僕が最初に使うことに決めたレンズについて、しばし話をしようか。

モノローグ;PENTAX K-1に付ける最初のレンズ

最初に使うレンズは何が良いか。

今回発売されたPENTAX K-1は、風の噂ではあるが初回生産台数7000台がすべて捌けたと聞いている。久しくこんなことはなかったのじゃなかろうか。おめでとう、PENTAX。

いや、そんなことは僕にとって重要じゃない。

初日からしてこれだけのユーザが存在するとなると、目玉のDFAレンズやFA Limitedを使ったレビューは確実に誰かが書くだろう。ユーザー数の多い現行DAレンズもしかり。

声に出す人の絶対数は多くはないだろうが、コストパフォーマンスに優れるTAMRONやSIGMAも母数が大きそうだ。きっと誰かが書く。

K-1という商品の性格柄、購入者に占める旧来のPENTAXユーザの割合も相当に多そうである。

FA★レンズや、コシナZEISS、Voigtländerなど人気のレンズ保持者もきっと多いに違いない。AレンズやMレンズの保有者も相当数存在するだろう。もっとも僕はこれらのレンズは持っていないのだけれど。

人とは違うレンズで、自分しか選び得ない、何か。それでいてK-1に相応しい物…

そうだ、人類の最終兵器 Nikon Apo-Nikkor 760mmにしよう。

手持ちのレンズを見渡した結果、

自分が一眼レフカメラにPENTAXを使うことを決めた原点

Super-Takumar 55mm f/1.8*1 に決めた。

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PENTAX K-1という最新フラッグシップ機に、不便なM42(S)マウントレンズを、ましてや、当時、相当な数が発売されたレア度0の廉価レンズの、さらに放射能レンズ版を、わざわざ好き好んで使う人間はいないだろう。

これしかないなと。

Super-Takumarとの出会い

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時は遡る。

僕が初めてのデジタル一眼レフ PENTAX K100Dを手にし、キットレンズからのステップアップをどうしようかと悩んでいた時に、このレンズは実家の本棚にひっそりと置かれていた。

Super-Takumar 55mm f/1.8。この名称のレンズは少々ややこしい話があり、製造時期によってレンズの仕様が異なっている。僕が手にした個体は、長期間放っておくとレンズが黄変する、いわゆるアトムレンズ(放射能レンズ)と呼ばれているやつだ。

実家の本棚に奉られていたこのレンズは、父親が学生時代に初めて手にした一眼レフ PENTAX SPとともに購入したものだった。もはや、父の忘れ形見と言っても過言ではない。なお、父は今だに元気だ。何かがおかしい。

このレンズ、現代では禁忌となっている低分散高屈折率硝材*2 が奢られている代物で、シンプルなレンズ構成ながら諸収差は信じられないほど抑えられている。

K100Dとの組み合わせでは、その600万画素のセンサ上でドットバイドットで被写体を解像させてしまうだけの性能があった。

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『本当は、(K100Dの)1画素よりも小さなサイズで解像しているのでは』と思わせてくれるキレッキレの描写を備えているにも関わらず、

このレンズが今から50年*3も前に作られたものであるという事実は、僕をPENTAXという会社の長い歴史の中に誘うに十分すぎる理由になった。

PENTAXの真摯な開発姿勢に圧倒的感謝

黄変し、AF機構もAE機構もないレンズを、一眼レフを初めて手にした人間が扱えるなんて、

そんな馬鹿げた話があるだろうか?

誰しもそう考えるのがふつうだと思うのだが、そんな馬鹿げた話を実現できたのだ。そう、PENTAXならね。

当時僕はカメラの動作原理すら理解しておらず、同じPENTAX製品なのだから当然使えるものだろうとSuper-Takumarを手にしたのだった。

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M42マウント(写真左)は、現行のKマウント(写真右)とは形状が異なっており、そのままでは取り付けられない。だが、PENTAXはそれだけでは終わらなかった。

何十年も前のレンズであっても、ユーザが不便なく使えるように、PETNAXのデジタル一眼レフ機は、ハードウェアもソフトウェアも丁寧に作りこまれていたのだ。

Kマウントは、前身のM42マウント同一のフランジバック長で、M42マウントよりも大きな口径となるように設計されている。このため、KマウントをM42マウントに変換するリングをボディ側に嵌めるだけで、現行ボディをM42マウントに変更することができるのだ。

PENTAX マウントアダプターK 30120

PENTAX マウントアダプターK 30120

結論から見るとシンプル過ぎるくらいにシンプルな機構ではあるが、この巧みなマウント設計にあたって気が遠くなるような時間と人が関わったことは確かだろう。

後方互換性を維持するというのは、古いものをサポートすればするほどコストが等比級数的にかかってくる。ユーザーに良かれとまじめにやり過ぎると、メーカーの体力を徐々に蝕んでいく原因となる。結果、メーカーの成長には足枷が嵌められ、長期的にはメーカーもユーザも不幸になりかねない

それでもこのPENTAXというメーカーは、何十年にも渡る後方互換性を維持し続けることを選択したのだ。多大なコストが掛かるにもかかわらず、1円の利益にもつながらないビジネスとしては最悪で、ユーザにとって最良の選択を。

PENTAXという会社の成長とともに歩むユーザのレンズを大切な資産と考え、ユーザの資産を守らなければならないと考えたのだろう。底抜けにユーザー想いな、律儀な話である。

おっと、話が脱線しすぎた。

僕は、公式のマニュアルや、WEB上に公開された先人たちの資料をもとに、Super-Takumarの使い方を頭のなかでシミュレーションした。大丈夫だ、問題ない。

次の日には、K→M42への変換リングを手にしていた。

Super-Takumarを取り付けたK100Dは

  1. フォーカスリングを回す (ピントを合わせる)
  2. 絞りリングを回す (被写界深度を設定する)
  3. グリーンボタンを押す (測光→自動で露出設定される)

カメラの動作を考えれば極めて自然なロジックで一枚一枚、日々の記憶をセンサ上に焼き付けていった。

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このグリーンボタン(絞り込み測光機能)は極めて良く出来ており、露出補正まで反映させることができる。

使うにあたって何も難しいことはなかった。何十年も前のレンズが何の苦もなく使うことができる。感謝っ・・・・!圧倒的感謝っ・・・・!

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このレンズの飛び抜けた解像力と、PENTAXというメーカーの真摯な開発姿勢に魅せられ、こうして僕はPENTAXという名の沼の淵に降り立ったのである。

それからの数年間は、Super-Takmar 55mm一本で各地を旅した。

だがしかし、終わりは突然訪れた。10万回近くシャッターを切ったK100Dは、各部が弱り果て、新品の電池を入れても数枚の写真を撮るのがやっと、といった状態になってしまったのだ。

今となっては少々後悔の念がないわけではないが、そのときの僕は、K100Dが描く舞台の幕をそっと下ろすことに決めた。

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K100Dの終焉とともにSuper-Takumarは収納の奥で眠りについた。

Super-Takumarは滅びぬ、何度でも蘇るさ

あれから10年*4の時が過ぎ、今こうしてSuper-Takumarが蘇った。

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『PENTAXよ!私は帰ってきたッ!!』と言わんばかりの、このナチュラルな収まり具合。いかがでしょうか。最高ですね。最高です。最高って言ってーッ!!(いや、言わなくていいです

アトムレンズゆえに僅かながらの放射線*5がレンズから放出されているわけですが、『当たらなければどうということはないッ!』の精神で乗り切るのが吉でしょう。*6

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というわけで、K-1 + Super Takumar 55mm f/1.8。素晴らしい、完璧だ(自画自賛

Super-Takumarのためのセッティング

はやる気を抑え、まずはM42レンズを使うために設定を変えた。

デフォルトの状態でもさほど不便はないが、多様な機能がM42レンズ向けにごりごりにカスタマイズして使うのが筋だろう。PENTAXが用意してくれた機能をフルに活用できるように、常にベストを尽くさなければなるまい。

だいたい以下の様なカスタマイズを行った。

  • 絞りリング使用 → 許可(必須)
  • フォーカスエイド → オフ (中央しか効かない?ので)
  • ファインダー内の表示 → すべてオフ
  • 電子音 → オフ
  • M42レンズで使える機能が並ぶようコンパネをカスタマイズ。以下の項目を追加(M42レンズでは使えない機能と入れ替え)。
    • アストロトレーサー
    • 水平自動補正
    • 焦点距離入力
    • f:id:d_ymkw:20160503101717j:plain
  • 適当に試写しつつ、視度調整

できるなら絞り値とシャッター速度の両方を自分でコントロールするため、『MモードでISO AUTO』に設定したかったのだけど、K-1ではMモードではISOは手動設定しかできないため、ISO AUTOを選択可能なAvモード(絞り優先モード)に*7

こうすると、露出補正の設定に合わせて中央重点評価測光を随時行ってくれるため、『グリーンボタンを押して撮影の都度、評価測光する』手間が省ける。シャッター速度は手動でISOを上下させることで調整することにした。

Super-Takumarで散策

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以上の準備を整え、なるがまま、思うがままに雨の中之島@大阪で写真を撮ってみた。

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CP+で体験した時に感じたとおり、ファインダーがとにかく見やすい。

眼鏡をかけていても隅々まで余裕をもって見える。

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基本的に問題ないレベルでピントは合わせられるし、被写界深度も簡単につかめるので、MFが捗りますね、このファインダーは。

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もっとも、さすがに3600万画素ともなると、ジャストのピント位置を『1画素単位で』狙った位置に持っていくのはできるようなできないような感じ。

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正確にピントを微調整したければライブビューを使えば問題ない感じ。

ところで、この写真、自販機に貼り付けられた注意書きのシールに書かれた細かな文字が読めたり。3600万画素のセンサでも限界近くまで解像してしまう脅威の解像力。

信じられるか、これ、50年前の廉価レンズなんだぜ?

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それにしても、ファインダーを覗いて、リングを回すというアナログな感覚が楽しい。久しぶりに使って楽しいカメラにで出会えた気分。

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拡大表示してピントチェックなんて無駄な操作を挟むこともなく、ファインダーを通して、ただ見たまま思うままに、気持ち良くシャッターを切ることができる。

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電池の持ちを気にして、撮影のインターバルに電源を切ったり、モニタをオフにする必要もない。

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撮りたいなと思った時に、『カメラを構えてシャッターが切れる』という、ごく単純な行為がこんなにも楽しいものだったなんて。

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ストレスフリーに撮影を楽しめるカメラ、と言っても過言じゃない。

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あ、なんかいい、と思ったらシャッターを切る。

ただ、それだけ。

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心地良い、そよ風を彷彿させる軽快なシャッターフィール。

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これから使い込むにつれ、自分の感覚とカメラ側のAE制御とがシンクロし出すと、ますます『道具を使っている』感触が得られるだろう。

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気が早いけど、コイツとは永く付き合えそうな気がする。

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ここで突然だが聞いてくれ、

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『EVF&ミラーレス化により次々と後方互換性を切り捨て、新しく生まれ変わる他メーカーを尻目に、 M42&Kレンズという過去の遺物を抱え、一人沈みゆくPENTAX K-1を涙なしには見られなかった。 』

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そんな世界線が見えたんだ。

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だが、たとえそんな荒涼たる未来が待っていたとしても、コイツとならやっていける気がする。

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そんな気がするよ。

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PENTAX K-1で使うSuper-Takumar 55mmは、昔使い込んだ頃の懐かしい感覚を想起しつつも、今まで見たことのなかった側面も魅せてくれる。

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このレンズを残しておいてよかった。

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絞ったときの角ばったボケも、

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金属の縁に生じるパープルフリンジも、

10年前に使い込んだSuper-Takumar 55mmそのもの。

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人工光源の色がおかしな色になるのも、このレンズの癖だ。

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RRSを使って向かいの建設中ビルを撮影。

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ヤバイくらい解像、文字通りの超解像、こんなにすごいレンズが無改造。

今ならたったの1000円で買えるゾウ。*8

作業中のビルの中の人が何をしているか見えました。

まだまだ解像しそうでヤバイ。

フルサイズ3600万画素程度じゃまだまだ満足できないっていうのか、このレンズ。

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HDRで遊ぶ。

PENTAXのHDRはモードが5種類ほどあるのだけど、このモード切り替えを第3のダイヤルで手軽にできるのはかなり便利。

HDRに限らず、メニューを開くより、第3のダイヤルを回すほうが圧倒的に使いやすい。やっぱり物理デバイスは最高だなッ!

肌補正やRRSも、第3のダイヤルで切り替えれると楽なんだけど、と思ったものの、この2つは使うシチュエーションが決まっているので、ユーザーモードに割り当てても良いかも知らん。

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ここで突然のRICOHです。

RICOHの業務用プリンタ/コピー機は壊れにくくて良いです。

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フレキシブルチルト液晶はかなり便利。

従来のチルト液晶のネックだった、縦位置撮影時のチルトができる(上下にオフセットした状態で被写体と正対できる = 被写体とセンサとを並行に配置できる)こと、これだけでも十分過ぎるほど価値が有るのだけど

液晶の固定位置が自由なため、センサを斜めに傾けたい場合でさえ、無理な姿勢をとることなく被写体に正対して撮影ができる。

アングルの自由度が一足飛びに2段階くらい跳ね上がった感覚。

見た目の華奢さに反して、おそろしく滑らかに動き、ピタッと止めたいところで止まる。

この機構を設計した方、マジ神レベルだと思う。

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もう…、ただのチルト液晶では満足できない体に。

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K-1、スペックには現れないような細部まで、ユーザ目線で細かく作りこんできたんだなぁ、という感じがヒシヒシと。

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僕が求めていたPENTAXの魂が、たしかにココにある。

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そして、舞台は北新地へ。

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驚愕の高感度耐性@GeekBearにて

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大阪の北新地にあるバー(White Bear)で毎週木曜日に開かれている GeakBear という集まりにて。本格的なバーなので、とにかく店内は暗く、撮影テストに最適なのだ。

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ISO51200。フリー素材と化したGeekBearのボス。

ちなみに、薄暗い中でのMFはK-1のファインダーを持ってしてもツラい。

のだけど、フォーカスエイドは機能するので、けっこう正確にピントを合わせることが可能。

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Splatoonユーザにとって超便利な ボイスチャットWebアプリ イカデンワの開発者 @mzsmくんのプッシュ。

寿司くん。かわいい。

さらに、@mzsmくんにプッシュされた岡崎体育というミュージシャン。

www.youtube.com

ミュージックビデオでよく使われる撮影技法をひたすら解説するという『MUSIC VIDEO』という曲。

メタい。実にメタい。ハイセンス過ぎて衝撃を受けた。

写真の参考(引き出し)にもなるので、必見ですYO!

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ただのPENTAXIAN仲間だと思っていたら、PENTAXのレンズのROMの解析や、Flu-cardのファームウェアを解析されている大先生でした。

なにそれ、凄い。

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ISO25600。

今回も撮影許可を頂きました。ありがとうございます!

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ISO25600。

きょうほど、AFの使えるレンズにしておけば良かった!と後悔した日はない。薄くらい室内でファインダーでピントを合わせるのはムリゲーでした。とはいえ、なんとか様になった、気がするので公開。

圧倒的、女子力の高さが感じられるポーズッ!!

女子じゃない、これはジョジョだ。

  • ISO51200
    • カラーノイズ増え出す。が、ディテールは豊富に残っている。一手間かけるだけでふつうに綺麗。
  • ISO102400
    • だいぶノイズ増える。ディテールは残ったまま。後処理でどうにかできる、かなぁ。検討中。
  • ISO204800
    • カラーノイズ多すぎ。ただ、恐ろしいことにディテールはけっこう残ってる。モノクロで使うのが吉?

それにしてもガッツリ解像するレンズ+3600万画素センサの描写って、ほんと情報量が濃密で、4Kモニタ導入した甲斐がある。眼福。

エピローグ

このページは機材の写真を除き、全てSuper-Takmar 55mmのみでお送りいたしました。

猫も杓子も収差を徹底的に抑えることを是とする、こんな時代に、モノコート&黄変したSuper-Takumarだからこそ出せる色がある。

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(節子、それ違う。人工光に超絶弱い上に、カラーバランスがおかしいだけや)

Super-Takmarという遺物でも、快適に撮影できるPENTAX K-1。まじすごい。

記念すべきK-1の個人レビュー記事なので、よくあるレビュー記事にならないように、

いかにして他人の役に立たない(参考にならない)写真を載せるか、という

心底くだらないことに情熱を燃やした結果がこれだよ!

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さらに、後処理で好きなように調整しているので、同じ機材を揃えても、ここに上げた写真とは同じ描写にはならないという徹底っぷり。

(ほんと参考にならねぇ記事だな、おい)

正直、レビュー記事というよりただのポエムであり、公共の電波でこんなポエムを流してしまったことを少しだけ今は後悔している。

*1:http://home.a00.itscom.net/shisan12/bunkai08.htmの分類に従うとⅣ期型A。いわゆるアトムレンズ。

*2:放射性物質の酸化トリウムが混ぜられたガラス

*3:当時からすると40年くらい前。分かりやすさを優先して、2016年現在を基準に年数を記載した。

*4:表現上の都合で一桁目を四捨五入しています

*5:このレンズから放射される程度の線量で何か影響が出ることはないと思います。

*6:物理学的な話を真面目にすると、放射線は大抵のモノを貫通します。モノの中を進むたびにごくわずかに減衰はしますが…。

*7:M42レンズ装着時、Mモード以外は全てAvモードとして扱われる

*8:いや、相場知らないのだけど、玉数がめちゃくちゃ多いので、たぶんそんなもんもんじゃないですかね。