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LOVE PENTAXYZ

News & Tips about PENTAX products, and daily photos by PENTAX cameras.

週刊PENTAX News vol.3 『K-1から始まる新たな世界。という名の沼』

News

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前口上

K-1発売まで残り3日。思うところあってZEISSのレンズを2本ほど買ってみたら、どちらも満足度の高い写りで、一瞬、PENTAXの機材を全て売り飛ばそうかと思いました。いや、FA Limitedレンズのおかげで思いとどまったのですが。ありがとうFA Limited。持っててよかったFA31mm!(突然の宣伝)

それはさておき、ZEISSの最新レンズを基準に各社のレンズを眺めると、各々のレンズ設計にあたり『何を優先し』、『何を犠牲にし』、『何で差別化しようとしたのか』がクッキリ浮かび上がってくる感じがします。やはり、ZEISSは今でも光学の世界におけるリーディングカンパニー、いや、むしろZEISS(財団)は光学の世界に降り立った現人神なんじゃないの。

\ZEISSはマジ神!/(最近の挨拶)

そんなZEISSに傾倒しかけの管理人が送る今週のPETNAX Newsはこちら。

目次

ボディ

PENTAX K-1

リコーイメージング2製品「TIPA AWARDS 2016」受賞

dc.watch.impress.co.jp

  • Best Full-Frame DSLR Expert:Pentax K-1
  • Best Design:Ricoh Theta S

細かいこと抜きに、嬉しいですね!

今回はTheta Sとのダブル受賞となっています。なお、Theta Sはベスト『デザイン』賞とのこと。どうしてそのカテゴリになった感がないでもないですが、何はともあれ、受賞おめでとう!ですね。

写真家・織本知之の電子写真機恋愛:ペンタックス16年目の本気『K-1』

K-1 + HD PENTAX-D FA 28-105㎜ のレビュー記事。モノマガジンの連載記事のようです。

「レビューと見せかけてディスってんのか!?」と思わせる書き出しながら、読み進めるにしたがいPENTAXへの愛が感じられ、爽やかな読了感が残ります。この記事を読めば、『(現実世界では見かけないけど、ネット上で)よく見る(何かを拗らせた)PENTAXIANだ…』と筆者にシンパシーが感じられるかもしれません。

getnews.jp

Pentax+ / 写真三昧 vol.63 『PENTAX K-1試写レポート』

池永 一夫氏によるレビュー記事。『リアル・レゾリューション・システム(RRS)の効果』、『K-1のレンズをどうするか』といった話から、『DA55-300mmとK-1の組み合わせも便利に使えますよ』という話。

pentaxplus.jp

K-1ラボ 徐々に更新中

各種レンズの作例が追加されています。

k-1-lab.com

で、気になったのはこちら。DA55-300mmの作例、のコメント。

『コントロールパネルで焦点距離入力をカスタマイズで入れておくと焦点距離が出るので便利です。』

便利ですね!また一つ賢くなってしまった感!

K-1 公式サイト 『レンズに込めた、光学メーカーの夢とプライド。』

www.pentax.com

技術者インタビュー記事の第6弾が公開されました。いや、それはそうと、これDFA★70-200延期の裏話っぽいですね。

発売前からテザー撮影が可能に!

news.ricoh-imaging.co.jp

Lightroomでテザー撮影するためのプラグインが公開されました。早い。素晴らしい。これで天体撮影が捗る!せっかくだからコレを機にWindowsタブレットを買おう!(提案

RICOH GR

ファームウェアアップデート

Ver.2.01のファームウェアが公開されました。内容は、細かなバグの修正のようです。

レンズ

IRIX 15mm f/2.4の作例がキタ!

気になっている方も多いと思われるIRIX 15mm f/2.4の作例が14枚公開されました。

www.flickr.com

Canon EOS 5D Mark IIIでの作例で、オリジナルサイズをダウンロード可能です。

歪曲はほぼなし、色収差も画面全域でほとんど見受けられず、明暗差の強烈な部分ですら色収差は見受けられません。強烈な逆光時には、ゴーストは発生するものの、コントラストの低下は無視できるレベルという雰囲気です。これは、出色の出来栄えかも。

Zenit is BACK!!

M42マウントのカメラ・レンズを製造していたロシア(ソ連)のカメラメーカ Zenitが、高価格帯のマーケットでライカと殴り合うため、現世に返ってきたとのこと。3本のレンズが新たに製造されるようです。現状、PETNAX(Kマウント)向けにはレンズの提供は予定されていませんが、さて。

petapixel.com

Zenitar 50mm f/0.95

  • SONY FEマウント用?
  • 8群9枚
  • 絞り羽根14枚
  • 2017年発売予定
  • $500くらいの予定

Zenitar 50mm f/1.2

  • フルサイズ用
  • 現在のプロトタイプは1200g (!)
    • 小さくするために鋭意努力中らしい
  • 今年のどこかで発売される予定

Zenitar 85mm f/1.2

  • フルサイズ用(Nikon、Canon用)
  • 7群9枚
  • フィルタ径82mm
  • このクラスでは常識的なサイズ・重量
  • 2017年のどこかで発売予定
  • $500予定

このレンズに関しては、Kodak DCS Pro SLR/n (!)での作例が上がっています。サンプルを見た感じ、開放でもピント面はシャープそうです。

インターバル

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アクセサリなど

K-1 保護ガラス・シート

GRAMAS K-1用保護ガラス(旭硝子製!)

dc.watch.impress.co.jp

「Extra Glass DCG-PE02 PENTAX K-1用」では歪みやひずみのない旭硝子製Glassを採用した。 どちらのガラス素材も、耐摩耗、耐衝撃性に優れており、カメラの出し入れによるスクラッチ傷が防げるほか、防汚コーティングにより指紋などが付着しにくいという。

GRAMAS社のものは、この手の保護ガラスでよく見るCorning製ではなく、『旭硝子製』とのこと。

kenko PENTAX K-1用の液晶保護フィルム

同じく発売されている、kenko製のものは、情報パネル用(肩部分の液晶)のフィルムも付属とのこと。

三脚・雲台

STAND PLUS 『三脚ではない何か。』

petapixel.com

ビデオカメラ用機材の製造を行う Edelkrone社 の『三脚ではない何か』。デジカメの三脚として使えるのだけど、これ、高さの調整が楽だし、ワンタッチ(っていうのか?)で折り畳めて小さくなるしで、持ち運び・取り出しやすさが極まってて『よいじゃん!』っていう。

言葉での説明が難しいので動画をみて頂くのが早いかなと。

www.youtube.com

スリック、クイックシュー式雲台に新モデル

dc.watch.impress.co.jp

  • SH-727 E
    • 3ウェイ雲台
    • DIN規格クイックシュー
    • 三脚取付ネジ穴の規格は、1/4-20UNC
    • 従来品に比べ、ハンドルの長さを再設定し、縦位置・横位置の切り替え側を短く調整
  • SBH-180 DS
    • 2015年11月発売の三脚「エアリーカーボン 644」に搭載している自由雲台
    • アルカスイス互換シュー
    • 三脚取付ネジ穴は、1/4-20UNC

カメラバッグ or それ以外の何か

Chrome NIKO PACKを購入してから、Tamron A001(70-200mmF2.8)+PENTAXボディを、『今日はちょっと望遠域がほしいな』って気分の日にまるで小型レンズを持ち出すかのように気軽に放り込めるようになったので、カメラバッグは重要だなぁと思う今日このごろ。10kgアンダーの装備なら余裕で持ち運べる感じが素晴らしい。

サイクリングやちょっとした遠出の際は、Chrome Niko Packが満点に近い出来なのですが、ちょっと合わないシチュエーションもあるので、シチュエーションごとに理想のカメラバッグを探す旅に出かけたいなと。というわけで、今週はカメラバッグ特集。

PETNAX のLimitedレンズを収納するためのポーチ

goryokyoki.hatenadiary.jp

US限定で発売されているPENTAXグッズに、DA Limitedレンズ専用の収納ポーチがあるようです。その名も『Pentax DA Limited Lens Case』。日本からでもe-bayなどで購入できますが、商品代金と同じくらい送料がかかるのが玉に瑕。代わりにハクバのポーチが使えますよ、という話。

THE FIELD RUCKSACK:フィールドで戦う君のためのバッグ

www.kickstarter.com

登山やハイキングする人向けのバッグで、一眼カメラを想定しているわけではなさそうですが、興味を引いたので取り上げてみました。バッグがすごい開き方をします。

収納力・機能性を備えつつシンプルな見た目はバッグとして良さ気。

Ohyo Bag2 : 奇跡の4Wayバッグ

www.kickstarter.com

4wayに使えて、小さく折りたたむことも可能なバッグ。汎用性の高さが素敵。Bag in Bagとしても悪くなさそう。

peak design、13型ノートPC対応のメッセンジャーバッグ

dc.watch.impress.co.jp

収納部がちょっと変わった造り。実用性が高そう。13インチ版は5/1発売ながら、一回り大きな15インチ版は既に出回っている様子。

ハクバ 山岳用バックパックの構造を取り入れたカメラバッグ

dc.watch.impress.co.jp

40Lの大容量で、外観はどうみても登山用です。本当にありがとうございます。下半分がカメラ用の収納部となっている雰囲気。25Lタイプもある模様。

カメラの揺れを抑えて携行できるハーネス

dc.watch.impress.co.jp

体の前にカメラを密着させるためのハーネスのようです。こういうものもあるんだなぁと。上記バッグと合わせて、登山するカメラマンを狙い撃ち感が良いですね!

ストラップ

ハクバ、ネオプレン製のハンドストラップ

dc.watch.impress.co.jp

公式通販だと、1490円で買える模様。

その他

薄さ9mmのUSB3.0カードリーダー

dc.watch.impress.co.jp

一枚のデータサイズが大きなK-1になると、SDカードからPCへの写真の取り込み時間が長くなることが予想されるので、出来る限り読み込み速度の高速なSDカードとSDカードリーダで揃えたいところ。

こちらのカードリーダは、UHS-II対応とのことなので、最大読み込み速度も期待できる…のかなぁ。記載が見当たらないのでよくわからない。小さくて薄くてカクカクしてるのがいいなぁと。

XSORIES Weye Feye

xsories.eu

Canon, Nikonの一眼レフ用Wi-Fiリモートコントローラ。かっこいい。0.2sec(200msec)の遅延でリモート操作可能らしい。PENTAXにも欲しい。世の中には、こういうサードパティ製品もあるらしい。

書籍

ポートレートライティングの超絶レシピ: K-1の作例がいち早く見れるMOOK

ポートレートライティングの超絶レシピ (玄光社MOOK)

ポートレートライティングの超絶レシピ (玄光社MOOK)

  • 作者: 上田晃司,HASEO,イルコ光の魔術師,才王,浅岡省一,門嶋淳矢,吉田裕之,長野博文,河野英喜,大村祐里子,i-dee,内野秀之
  • 出版社/メーカー: 玄光社
  • 発売日: 2016/04/18
  • メディア: ムック
  • この商品を含むブログを見る

前半は、ライティングの基礎知識について体系的に解説されているので、それだけでも十分勉強になりました。

後半は、プロ写真家による凄いライティングテクニックのオンパレード。ストラボを全然使ったことのない自分には、超絶技巧の世界すぎてビックリでした。写真(光)を作っている感じがビシバシ感じられて良かったです。流石プロの世界だなぁと。

で、PENTAX K-1と645Zで有名な(?) HASEO氏のページには、K-1で撮影された作例が2枚掲載されていました(発売前なのに見れるという幸福!)。どちらも素晴らしかったです。あえてどちらかと言えば、水のやつがめっちゃ好き(誰も聞いてねぇよ

PENTAXでストロボってどうされてるんだろうと思ったら、B1がよく使われていた雰囲気。

なるほど(値段を見てそっと閉じよう)

リコーイメージング PENTAX K-1 完全ガイド

リコーイメージング PENTAX K-1 完全ガイド

リコーイメージング PENTAX K-1 完全ガイド

  • 作者: 吉村和敏,大山顕,洲?秀憲,中西敏貴,横木安良夫,大和田良,小林哲朗,茂手木秀行,HARUKI,萩原史郎,佐々木啓太,桃井一至,岡嶋和幸,伊達淳一
  • 出版社/メーカー: インプレス
  • 発売日: 2016/04/28
  • メディア: ムック
  • この商品を含むブログ (2件) を見る

どうせなら、こちらも発売前に予習がてら読みたかった!

イベント

6月11日 講演会『フラッグシップあれこれ』

dc.watch.impress.co.jp

日本カメラ博物館は、来る2016年6月11日(土)に、2016年4月5日~7月3日まで開催の特別展「ザ・フラッグシップ・カメラ展」に関連し、講演会「フラッグシップカメラあれこれ」を開催します。

とのこと。

素敵無敵blog『写真にこだわる』の筆者の方が、エプソンR-D1の開発担当責任者 枝常伊佐央氏をゲストにカメラ関係の機材諸々について話をされるようです。なにそれ、楽しそう…。なお、開催場所は東京都千代田区。

Epson R-D1 world―Epson rangefinder digital camera R-D1

Epson R-D1 world―Epson rangefinder digital camera R-D1

5月12日~ 写真展 『写真の可能性』

blog.lovepenta.xyz

関西の方は、こちらもよろしくお願い致します。

その他小ネタ

写真の撮影履歴に基づくカメラのリコメンド技術

www.atpress.ne.jp

話のネタにどうぞ。

iPhoneでの撮影をより快適にするグリップ Pictar

www.kickstarter.com

iPhoneのカメラが良くなってくるに従い、こういう進化の方向性もありなのか!と眼から鱗感あるプロダクト。

専用撮影用アプリとの組み合わせで、半押し可能なシャッターボタンに、カスタマイズも可能なダイヤル(ホイール)2つと、三脚や外付けの光源を取付可能な固定部を備えた『グリップ(ケース)』。解説動画の英語がやたら聞き取りやすいので興味の有る方は公式ページをどうぞ。

iPhone 4 ~ iPhone 6s まで対応とのこと。グリップの下部の位置が高さ調整可能になっているのでどれでもOK。公式の解説動画が分かり易いです。

特許

公開番号 発明の名称 出願日
特開2016-063529 画像処理装置 2014年9月22日
特開2016-063361 撮影装置 2014年9月17日
特開2016-063277 撮像装置とその撮像機器および操作端末 2014年9月16日
特開2016-062267 表示処理装置およびその方法 2014年9月17日
特開2016-062256 表示処理装置および表示処理方法 2014年9月17日
特開2016-059051 撮像装置および距離情報取得方法 2015年10月23日
特開2016-058902 映像信号記録装置及び映像信号記録方法 2014年9月10日
特開2016-058771 撮像装置および撮像方法 2014年9月5日
特開2016-058764 撮像装置 2014年9月5日
特開2016-058253 複合スイッチ装置 2014年9月10日
特開2016-057441 ステージ装置及び像振補正装置 2014年9月9日
特開2016-057328 撮影装置及びその制御方法 2014年9月5日

PETNAX一眼レフの手ブレ補正機構(SR)に関する発明が目立ちました。

特開2016-057441は、回路基板の厚み(センサの厚み方向)をいかにして小さくするかに関して。特開2016-057328は、各種制御(SR, LPF機能)を行うセンサの消費電力をいかにして小さくするかに関して。

特開2016-059051は、被写体までの距離情報をいかに正確に取得するかに関しての発明でした。K-1でSRを強化するために必要な技術の要素開発だったのかなぁと妄想してみたり。

それにしても、リコーに吸収されてから、ソフトウェア関連の出願が増えました。良いですね。

最後に(雑談)

ミラーレス一眼がとても便利なのですが、『一眼レフ』の形を堅持するPENTAX K-1の優位性ってなんだろなーって考えたら、

  • 山に持って行っても不安を感じさせない タフさ
  • 最悪壊れてもいいやと思える リーズナブルさ
  • ミラーレスと異なり多少充電できないくらいでは不安にならない バッテリーの持ち
  • カメラ1つで余計な機材がいらない All in One感
    • アストロトレーサー
    • 手抜きのない標準ズームレンズ
  • トータル(システム)で小さく・軽く収まる コンパクトさ

あたりかなぁと。

とそんなことを思ったら、やっぱりK-1にはDFA28-105mmが良さそうだと自己完結しました。作例を見た感じ、素の描写は悪くない…、という印象に留まっているのですが、RRSでの作例を見ると『グレートですよ、こいつはァ!』といいたくなる出来。軽いし、小さいし、防滴防塵で、描写もOKとなれば、登山に連れ回さない理由がないですね!

あとは、FA Limitedがあれば当面遊べそう。というわけで、来週はGWですし、PENTAX Newsもお休みです。それではみなさま良い休日を!