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LOVE PENTAXYZ

News & Tips about PENTAX products, and daily photos by PENTAX cameras.

米谷昌浩教室「風景写真塾」に参加してきた


白www.flickr.com

※ 挿絵は写真教室で使った写真とは別物です。

目次

米谷昌浩教室「風景写真塾」

リコーイメージング主催の写真教室(フォトスクール)に参加してきました。

参加したのは、米谷昌浩教室「風景写真塾」。風景写真家の米谷先生による『撮らされない風景写真とは』というテーマでの写真教室(講義)でした。ざっくり言えば、有名地でのよくある作例(定番写真)に縛られず、いかに自分らしい作品を作り込んでいくか、といった話でした。

school.ricoh-imaging.co.jp

米谷先生自身は、数年前までサラリーマン(『カメラのナニワ』の写真コーナー店員)とプロ写真家という二足の草鞋を履かれていたようで、なんかめっちゃ親近感の湧く話だなぁと思いました。閑話休題。

写真教室の内容

講義は、大きく分けて2部構成で、

  • 参加者の作品(各人5枚ずつ)をプロジェクタで投影して米谷先生が講評
    • 各写真について、米谷先生による講評(アドバイス)を頂きました。
    • 個別の作品への講評に加え、『(一般的に)こういうシチュエーションではこういうところを気にかけておくと良いことあるよ』といった話も聞けました。
    • また、関連する過去の撮影旅行の裏(?)話や、米谷先生自身の風景写真撮影における苦労や工夫など興味深い話をたくさん聞けました。
  • 米谷先生の撮影写真についての紹介
    • 春・夏・秋・冬、その他と、ジャンルごとに分けて見せて頂きました。
    • 場面場面で、役に立つ知識や撮影テクニックについて教えて頂きました。
    • ここでも、関連する過去の撮影旅行の話や米谷先生自身の撮影での苦労や工夫など興味深い話をたくさん聞けました!

通常はそれぞれ1時間の13:00~15:00の2時間の予定だったそうなのですが、この日は16:30くらいまでの延長戦になりました。参加者がいつもより多かったようで、作品の講評だけで2時間たっぷり話を聞けました。

参加者の撮影意図を確認しながら講評をされ、『そういう意図であればこうした方がいいよ/いいかも』といった感じで、フレーミングや、レンズ(焦点距離)の選び方、ピント位置、推奨絞り値などをアドバイスされました。これだけでもかなり勉強になりました。

さらに、講評の合間合間で話された内容としては、先生自身の体験をベースとした実戦での具体的な頭の使い方といった感じでした。先生が話された1つ1つの知識は、本やWebで見たことあるなんてものも無くはなかったのですが、『こういう場面では、こういう風に他の知識と組み合わせて活用すると良い』なんて感じの話がたくさん聞けました。眼から鱗なことが多く、とても勉強になりました。

なんだか繰り返しになるのですが、とにかく勉強になることばかりでした。

IMGP0280.jpgwww.flickr.com

講義内容の総括的な何か

米谷先生の撮影のスタンスとしては『まずは(被写体について)観察』というもので、『被写体自身、さらにその周辺も含めて知ることが大事』とおっしゃっていました。自分自身、最近下調べの重要性に気付かされたこともあり、まさにそうだよな!と納得の行く話でした。

とはいえ、自分のような素人には、撮ろうとする被写体の何について知っておくべきか、その周辺のどこまでを念頭に置くべきかが分かっていなかったため、今までは漠然とあれこれ調べたりといった程度でしかありませんでした。

今回の講義では、具体的に『こういった場面では、コレとかアレに気をつけると役に立つよ』みたいな事例を多く聞けたことで、撮影前に被写体についてあらかじめ調べるときの方向性をある程度掴めたかなと思っています。

かなり濃い時間だったため、消化しきれていない部分もあり全部はうまく書ききれないのですが、約4時間、貴重な話が山のように聞けて(かつ、自分にとってはすぐに役立てれそうな話も多く)、お世辞抜きにめちゃくちゃお得でした。←関西人的にこのお得感大事!

IMGP0893.jpgwww.flickr.com

参考情報: 参加する際は準備は念入りに

参加者全員の前で5枚を講評して頂くので、かなり気合を入れて作品を選んだ方が良いかと思います。(いや、まぁ、有料の教室なので適当に選ばれることはないとは思うのですが…^^;)

自分は、『絶対コレはイケるだろう』という1枚に、『上手く撮れた気はするのだけど、なんか足りない』『好きなんだけど、これどうすれば良くなるかなぁ』と悩んでいた4枚を持って行きました。

1枚は予定通り(?)褒めてもらえ、残り4枚についても有益なアドバイスを頂けたので、とても有意義な時間が過ごせたのですが…

自分で完成度が低いと思っていた作品が前に映されたときは、恥ずかしすぎて赤面モノでした。米谷先生は良い風にコメント・講評してくださるのですが、イマイチなものが大画面に表示されるのは(自分でも分かるだけに)ナカナカきついものがありました。大画面で改めて鑑賞するというのは、めちゃくちゃ勉強になりますね(吐血

他の参加者の方の作品を見るというのも、得るものが多かったです(吐血

IMGP2768.jpgwww.flickr.com

参考情報: 参加者層

最前列に座ったためよく見ていないのですが、自分を除き、ほぼ50~60代の方だったかなぁと(40代の方もいたかも)。

経験や知識の豊富な方も散見され、全体として紳士的な感じで雰囲気が良かったです。風景写真に本気で取り組まれているPENTAXIANのポテンシャルの高さを垣間見た感じでした。

風景写真のためのカメラバッグ選び ~風景写真家は行者の如く山を登る~

(個人的に講義の後に聞いた話なので書いて構わないと思うので書いちゃいますが)

米谷先生が、話の中で『(ふだん)20kgくらいの機材を背負って早朝から登山しています』という話をされてて、20kgもの機材を運ぶにあたってカメラバッグはどうされてるんだろう、という素朴なギモンが湧いたので聞いてみたところ、『登山用のバッグに詰めています』とのこと。

  • カメラバッグは、機材を上手く詰めることに特化している
  • 登山用バッグは、肩だけでなく腰も使って荷重を体全体に逃がすよう設計されているため、体への負荷が圧倒的に低くて良い

とのことで、朝から晩まで山道を歩くような場合、機材の取り出しやすさよりも体への負荷を優先したほうが撮影が捗るといった感じの話でした。(うろ覚えなので細部は異なるかも)

詰め込んだ機材(特に液晶)が壊れないよう、100均でいいのでクッション材は使うようにとアドバイスも頂きました。

というわけで自分も真似して、登山の際は大学時代に購入した登山用バッグを使おうかなと。

[モンベル] mont-bell アルパインパック50 1223323 SHAD (SHAD)

[モンベル] mont-bell アルパインパック50 1223323 SHAD (SHAD)

ちなみに、自分が持ってるのはモンベルのZERO POINTってシリーズ(?)で、バッグが背中にフィットするよう背中側にはアルミのプレートが入ってて(購入時に自分の背中に合わせて曲げてもらう)、がっさーっと荷物を詰め込んでも背中側が凸凹せず、ちゃんとフィットしてめちゃくちゃ楽なのです。

このバッグで今までふつうに運べた荷重を考えると、デジ一2台に、フィルムカメラの645を突っ込んでも、『まだまだレンズを運べるな!』という感じなので、思う存分好きな機材を持ち歩けるし、これからは一段と風景写真が楽しくなりそうだなと(フフフ

と、ここまで書いて気づいたのですが、『山登りには登山用のザックを使う』って、登山家の方には当たり前のような…。山登りにカメラ用バッグ使ってたの、もしかして俺だけ!?

高千穂高原www.flickr.com

※ 写真教室に行ってから自分の写真を見返してみると…、まぁひどいな(吐血

3/3追記

pentax memoで、MindShiftGEARのバックライト26Lが推されていたので、調べてみたら、カメラバッグでありながら、ストラップが登山用バッグと同様の造り(体全体で荷重を支える造り)になってた。なるほど、これはいいものだ。

MindShiftGEAR バックライト26L フォトデイパック チャコール 013601

MindShiftGEAR バックライト26L フォトデイパック チャコール 013601

参考情報: 米谷昌浩先生の写真教室

今回の教室は座学だけでしたが、米谷先生自身は、ツアーなど実践形式での写真教室も開かれています。関西で、風景写真を優秀なアドバイザー付きで撮りに行きたい!なんて場合にはぴったりかなとと思います。

oominenokaze2008.blog31.fc2.com

リコーイメージングスクエア大阪周辺でのお昼ごはん

話はそれますが、(市内にしてはちょっと辺鄙なところにある)リコーイメージングスクエア大阪に来たら、せっかくなので美味しいものを食べたいところ。歩いていける範囲でのオススメ、というか自分用メモを羅列してみました。

Japanease Soul Foodwww.flickr.com

※ 上記リストにたこ焼き屋は含まれていません。

最後に

『みんな、リコーイメージングの写真教室に行くんだ!』

ってくらいオススメ度高かったです。リコーイメージングのfamily clubの会員だと割安ですし、会員の方はぜひ。

とはいえ、誰にでも手放しでオススメできるかというと…、うーん。作品作りをされている方たちの雰囲気を見にいくという目的でもアリかもしれませんが、撮影に関する基本的な話やカメラの使い方あたりは、リコーイメージングが会員向けに無料で開催しているフォトスクールや独学であらかじめ押さえておくと、より有意義な時間を過ごせるかと思います。

PHOTOGRAPHER'S EYE -写真の構図とデザインの考え方-

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独学だと個人的には↑がオススメです。『写真』という表現方法を用いた『作品づくり』のすべて(基礎)が理路整然と詰まっている、といっても過言ではないかなと思います。

今回の教室、独学だけでは煮詰まってきたという人(って自分ですが^^;)には、間違いのない方向性のアドバイスと、ハイレベルなライバルの両方が一度に手に入るので一挙両得な感じでした。