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LOVE PENTAXYZ

News & Tips about PENTAX products, and daily photos by PENTAX cameras.

CP+2016感想; K-1は素晴らしかった ~誰も教えてくれない、マニアックすぎるCP+の歩き方~


f:id:d_ymkw:20160226035158j:plain 早朝の新幹線でCP+へ。

目次

マニアックすぎるCP+の歩き方 (行動指針)

限られた時間で、いかにCP+を楽しみ倒すか。

誰も教えてくれないCP+の歩き方を誰かに教わったのでメモ。一人でも多くの人がカメラ・レンズ沼の深淵を覗き込みますように。ナムナム。

ポイントは以下の通り。

  • 量販店で見れる・触れるモノに時間を割かない
    • 発売済み機種のタッチ系はスルーする
  • 量販店で手に入るモノに時間を割かない
    • カタログも集めない
  • カタログの説明程度のパネルは見ない
    • 技術的に見るべきところは端折られているので時間の無駄
  • セミナーも基本見ない
    • 特にYoutubeにアップされる可能性が高いものは絶対可憐にスルー
  • CP+でしか体験できないものに時間を割く
    • ボディ、レンズのカットモデルの鑑賞
      (レンズの貼りあわせ方法や固定方法など鏡筒の造りを確認)
    • 製造工程に関する資料・ビデオを見て回る
      (レンズの加工・研磨装置や品質管理方法について確認)

特に2つ目、製造ラインで使われている装置や、検査工程の映像は、そうそう見ることができない貴重な資料なので後学のためにチェックしたほうがいい(謎

各ブース見どころ

SIGMA

sd Quattroは並ぶのが嫌だったので見てない。(※ 自分は並ばなかったけど、並ぶ価値はあるんじゃないかなぁ)

今年はレンズの分解展示がなかったようだけれど、代わりにかなり貴重な展示があった。機材のチョイスの基準が謎ではある。

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これが何かは、Tamronのレンズの分解展示を見るとわかる。

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これ、手作業なのか?!と驚いたのだけど、大手でもわりと手作業が残っているらしい(伝聞系)

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このへんのは『こういうのどこも使うよねー』って内心で納得すればいいと思う。

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カシメホーン、側面に番号が掘られてることに注目!実際に使われてたやつなんだろうか。

入り口あたりで工場でのレンズの組み立て風景を動画で紹介している。要チェック。

京立電機

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みんな大好きDxOMarkで使われている測定器が展示されています。

『なっ、日本製だとッ!』と内心動揺しつつ、『測定器はお前が提供していたのかッ!』と心のなかで叫んでおきませう。

Tamron

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35mmの分解展示。SIGMAの展示と合わせてみると理解が深まること間違いなし。

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このレンズを皮切りに歴代ズームレンズのカットモデルが勢揃いしています。見比べてみると、レンズ光学系・鏡筒設計の成長の歴史が垣間見られます。

ここも、工場でのレンズの組み立て風景を動画で紹介している。要チェック。

コシナ

CP+において最も素晴らしいブース。ほぼ全レンズのカットモデルが公開されています。

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最も美しいと評されたレンズ構成(謎。極めて基本に忠実なダブルガウス型。また、レンズの固定方法(鏡筒の設計)も極めて素直で、レンズ全体の完成度が素晴らしいとのこと(謎

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好みのレンズ構成・レンズ鏡筒の造りを見つけるもよし、カットモデルから把握可能なレンズの固定方法をもとにレンズ設計段階のあれこれを推測しコシナの職人的センスに見惚れるも良いかと思われます。

Canon

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ここで見るべきは、BR素子の実物でしょう。この類まれな技術力に圧倒的感謝!

あとは、まぁお好みで。

SONY

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G-Masterシリーズの85mm カットモデル。

各レンズの固定方法がどうなっているか前玉から順に追っていくと何か気づくかもしれないし、何もないかもしれない。

リコーイメージング

PENTAX K-1のカットモデルなどが展示されていた。あとで述べる。

日本カメラ博物館

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PENTAX LXのカットモデル。断面がめっちゃ綺麗。

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67のカットモデルがあった。こちらも断面がめちゃくちゃ綺麗。(おそらく切断後、研磨されていた)

大変貴重なので2拍2礼1拍は必須といっても過言ではない。

現代のデジタルカメラとの内部構造の相違点がよく分かる。その場ではとりあえず撮影しておき、家に帰ってからニヤニヤするのが吉。

その他

和紙に印刷してたブースがあったんだけど、なんだったけな。お世話になることはなさそうだけど、珍しいなと思った。

マウスコンピュータのDIVAはイイ。Windowsユーザは触ってみるべき。

Lomographyのブースでは、ペッツバールの試写ができるのでグルグルぼけを試させてもらうと◎。楽しい。Canonの一眼を持っていけば、新型のペッツバール(ボケコントロール機能あり)を試せそうな雰囲気だった。持ってる人はぜひ聞いてみて欲しい。

国立天文台が、TMT望遠鏡の展示をしているので、ミラーレンズマニアは要チェックです。世界クラスのプロジェクトだけに、このレンズはヤバイ。背面に取り付けられたアクチュエータ(?)の機構など説明はないけど、気になる点が多々。

PENTAX K-1 タッチ&トライ

ま、それはさておき、PENTAX K-1のタッチ&トライ。開場と同時にダッシュで向かったところ、1時間くらいの待ち時間だったのでスルー。閉場前に行ったら、5分くらいで触れた。

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重量バランスがかなり良い感じがした。違和感なく持て、体感的にはかなり軽かった。

ファインダーは良い。眼鏡人間でも隅々まで見えてちょっと感動した。今までのファインダーに比べ、眼鏡着用者にはおそろしく見やすくなってる(気がする)。

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カットモデル。かなりの塊感。

DFA28-105mmは良い感じ。てきとうに触った感じ、AFがサクサク決まった。このレンズやっぱいい気がしてきた。あとAF、今までよりだいぶ良くなってる感じがする。

シャッター音はかなり静かになってて個人的にかなり好み。これなら、山で動物を驚かせにくくなってると思う。

手持ちのFA31を付けさせてもらったのだけど、ボディ内モータでも十分速かった。良い。

連射はフルサイズだと、あー…って感じで、APS-Cに切り替えると、イイネ!って感じ。

フレキシブルモニタは違和感なく使えた。α7のチルトより使った感じがよさげ。Lvも28-105mmとの組み合わせでは速かった。ウエストレベルでの撮影が捗りそう。

他にも一通り試してみたけど、撮影データや定量的に計測しないとわからないところもあったりで、とりあえず発売日を待つ感じで。

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カットモデルに加え、スケルトンボディも。2つを合わせて見比べると、電装系含め内部構造がよくわかりますね。

別方面からの、といより一般的な視点での詳しいレビューや新たに公開されたロードマップについては、2016-02-25 - pentax memoをご参照ください。

タッチ&トライのコーナーはヤバイ。マジで。

ちなみに、タッチ&トライでの実機の写真がないのはアレだ。対応してくださった方と、あらぬ方向に会話を展開してしまい収集がつかなくなってとんでもない方向に話が飛んでいったせい。(K-1の操作はほどほどに、なんか随分話し込んでしまった、気がする)

途中とんでもないデッドボールを投げたりしたにも関わらず、デッドボールを含め会話のボールを余さず拾っていただけたので、めっちゃ感謝感激でした。詳細については諸処の事情で『オフレコだろうこれは』って感じだったので、会話で知り得た情報については一切書けません。申し訳ない。なにはともあれ大阪から来てみた甲斐がありました。良い思い出をありがとうございます!(自己完結)

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余談

pentax memoakahigegさんとご一緒に回らせていただいたのだけど、めちゃくちゃ男前でした!!人としての器が全然違う。もうね、どこまで出来た人なんだと!静かに感銘を受けました。

上記サイトのお世話になっているPENTAXIANのみなさまは、如何なる理由があろうとも足を向けて寝てはイケマセン。マジで。