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LOVE PENTAXYZ

News & Tips about PENTAX products, and daily photos by PENTAX cameras.

リコーの第3四半期 決算短信からPENTAXの現在を見つめる

News

Bigbang

リコーの2015年度 第3四半期 決算短信 及び参考資料が一通り公開されました。

jp.ricoh.com

今回、資料だけではデジカメ事業に関する情報があまりに少ないので、音声配信も聞いてみました(上記リンク先で公開されています)。参考までに、リコーイメージングを含む『その他部門』に関する発表は17:50~です。

おさらい

前回(第2四半期)の決算短信についてはこちらの記事にまとめています。

blog.lovepenta.xyz

さらに古いデータについては下記にざっくりまとめています。

リコーイメージングを含む『その他部門』について

f:id:d_ymkw:20160202163139p:plain

昨年に比べ売上高が減少していますがこの原因は2つあり、1つ目は、衣料事業(三愛水着)を売却したこと、2つ目は、カメラ業界のマーケットの大幅な縮小が影響した(*)ことによるとのこと。

(*) この2つ目の点については資料に記載されていませんが、音声では明言しています。昨年の次点では三愛水着が60億ほどの売上とのことなので、デジカメ事業は今年度30億円~ の売上減と推測されます。

一方、営業利益率・営業利益自体は、ファイナンス事業の大幅な拡大によって➕に転じたとのこと。

ということは、裏を返せば、デジカメ事業だけで見るとすごい成長はなかったということになるでしょうか。

ここ10年くらいの資料を掘り返して見る限り、デジカメ事業の1四半期での売上高は、多くても300億程度と思われるため、今年の売上高の減少率は10%前後と思われます。この減少率はCanonやNikonと同レベルですので、カメラ業界のマーケット縮小のアオリをそのまま受けたと見るのが妥当そうです。

もっとも、経費の削減効果など推し進めた結果、昨年頃より売上高は落ち続けながらも収益性は改善しているので、ポジティブシンキングをすれば、デジカメ事業単体でも多少は➕かもしれません

なんとも言えないのが歯がゆいところですが、もともとニッチなマーケット狙いですし(今回の発表でもニッチなマーケット狙いであることを強調してた)、大手よりはマーケットの縮小によるダメージは小さいんじゃないでしょうか。

リコーイメージング社自体はTHETAが絶好調なので良いとしても、数少ない一眼レフメーカとしてPENTAXブランドでも来年は飛躍が欲しいところですね。

雑感

デジカメ事業に関する発表は、前回の発表の繰り返しなので実質的に沈黙を守っているという感じです。もっとも、よほどのことがない限り4半期で経営計画が変わるとも思えないので、計画に変更はないってことはその程度には安定しているということでしょうか。

RICOHがHOYAからPENTAX事業部を買収した直後は、決算短信でデジカメ部門について言及がされていたのですが、最近はまったく言及されなくなっているので、よくわからない感がパない。来年のジャンプに向けて、現在水面下で着々と進行中といったところでしょうか。まぁいいや、そういうことにしよう(ひどい