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何か物足りない 2014年10月のPENTAX出願状況


K-S1からリコーのFontに。
ここにも、見やすいフォントを実現するための飽くなき探求が
秘められているのかもしれない。

秋冷のみぎり、PENTAXIANの皆様もお健やかにお過ごしのことと存じます。
さて、2014年10月のPENTAXの出願を下記にまとめました。

PENTAXの開発メンバー定点観測結果

今回は特に新しいメンバーは見当たりませんでした。

出願内容に関して

分割出願が1件と新規出願7件で、大半は元リコーの開発者の方による発明でした。出願件数の割合に意味があるかはさておき、ちょっと寂しいですね…。

PENTAX関係の出願

新規出願は、下記の2件でした。
  • (中判レンズの)レンズ内補正に関するもの
  • 円形絞りに関するもの
どちらも今までの発明の改良といった塩梅で目新しさはありませんでした。

なお、分割出願は、PENTAXの一眼レフに関するもので、AFセンサの配置を特殊なもの(パラレルライン)にして、斜め線の検出を精度よく行うというものでした。重要案件でしょうか。きっと重要案件でしょうね。

リコー関係の出願

新規出願の内容はバラエティに富んでおり、
  • 店頭で使うデモモードの起動時間短縮に関するもの
  • 多言語フォントにおいて言語によってフォントの実サイズがばらつく問題に関する処理
などが含まれていました。
リコーの細やかな気配りが感じられる発明で、なかなかに興味深かったです。

与太話

DA15Limited, DA35Limited, DFA100Macroを設計された金指康雄氏というレンズ設計者の方がいたのですが、PENTAXの事業部がRICOHに移るあたりで、どうもPENTAXから距離を置かれたなぁという感じだったんですよ。

設計されたレンズを見た感じ優秀な方だっただけに、どこに移られたのか長らく気になっていたのですが、このたび、独立されコプトン光学設計という光学設計事務所を立ち上げられていることを知りました。

他人事ではありますが、なんだか嬉しいですね。ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

さらに余談ですが、
は、「この人、ほんとにレンズが好きなんだなぁ」と伝わってくる内容で、とても面白かったです。
かなり噛み砕いて説明されているので、「レンズ設計は専門外」という方でも楽しめるのではないかと思います。


秋も深まり、朝晩は冷えてまいりました。くれぐれもご自愛ください。