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LOVE PENTAXYZ

News & Tips about PENTAX products, and daily photos by PENTAX cameras.

レンズの歪みを一発補正できる「uonome」でPENTAX Q 03Lensが蘇る!

Tips 03 FISH-EYE Q

uonome 動作画面 (ちょっと改変した)
 
先日から、はてなブックマークで魚眼レンズ写真 補正アプリ「uonome(魚の目)」が話題になっていました。

遅まきながら、このuonomeを PENTAX Qの格安魚眼レンズ PENTAX-03 FISH-EYE (以下、「03Lens」と呼ぶ) で試してみました。

03Lensってこんなやつ。 with 初代PENTAX Q

目次

  • uonomeでできること
  • 作例
  • Windowsユーザ向けuonomeの使い方
    • 03Lens用カスタムバージョン uonome_03
      • 起動方法
      • uonome_03の仕様
      • uonomeの使い方(概略)
    • オリジナルのVer1.1で気になった点など(要点)
    • Windowsで間違いなく起動できる方法
  • 余談

uonomeでできること

「03Lensで写真を撮るじゃろ」
(歪曲を補正&画素補完) 「こうなって」
(上下左右をトリミング) 「こうじゃ!」

周辺は派手に流れていますが(*)、なかなかに良いではないでしょうか。

(*) uonomeのせいではなく、03Lensの歪曲が大きすぎるためです。
 
03Lensの場合、Lightroomでは歪みを補正しきれないのですが、uonomeならこの通りバッチリ!
 
実は、垂直方向の歪みは取りきっていないのですが…。完全にフラットにしようとすると、使える領域がめちゃくちゃ減ってしまうので、垂直方向の歪みは気にならない程度にまで抑えるだけにしています。

作例

スパっと直線が出るのが嬉しすぎて、過去の撮影写真を掘り返してしまいました。
 
マジックアワー
縦写真も思いのまま
空が気持ちいいッ!
白い巨塔。ピシっと写りますね。
魚眼特有の圧迫感がなくなるのは良し悪しかな
周辺が流れるので思いがけず
疾走感あふれる感じに
ルミナリエ。ちゃんと直線出てる!
沖縄の、、、なんてとこだったっけな。

ここに立った時は、目の前に空と海が果てしなく続いてていて、とにかく気持ちよかった!
 

Windowsユーザ向けuonomeの使い方

Macの方は公式サイトの手順通りダウンロードすればOKだと思います。
 
Windows版は手順通りではうまく行かず、途中ちょっとハマったところもあったので利用方法をメモしておきます。
 
(自分の環境依存の問題かもしれないのですが、Ver.1.1の配布パッケージは、x86, x64ともJREをインストールした状態で起動しませんでした。)

03Lens用カスタムバージョン uonome_03

つい、ソースコードを書き換えてしまった…。
 
uonome_03の機能は、 公式に取り込まれましたのでこちらの公開は終了いたします。公式ページをご参照ください。
オリジナルがMITライセンスだったので、公式の対応があるまでは、とりあえず03Lensユーザ向けにカスタムしたパッケージを暫定的に公開しておきます。
03Lensユーザじゃなくても使えますので、手軽に試してみたい方はどうぞー。
ダウンロードして展開し、uonome_03.exeをクリックすればOKです。
(JREを別途インストールする必要はないです。)

uonome_03の仕様

  • 使い方はオリジナルの Ver.1.1に準拠
    • OSはWindows Vista以降ならx86(Win32)版、x64(Win64)版どっちでも大丈夫だと思う。
  • 03Lensの撮影写真をいい感じに補正してくれるように、
    デフォルトのパラメータを調整しています。
    • 03Lensユーザであれば、アプリ起動後、ファイルを選択して保存するだけでOK。
    • PENTAX Q, Q7, Q10, Q-S1いずれでもだいたい大丈夫
  • 縦方向・横方向それぞれトリミング量を設定できるようにしました
    • 03Lensの撮影写真の場合、縦と横とで異なる量をトリミングしたかったので。
    • (オリジナルのVer.1.1では縦方向しかトリミング量を指定できない)

uonomeの使い方(概略)

  1. 「LOAD SOURCE IMAGE」で読み込むファイルを選択する。
  2. 「RAD_FISH_VAL」と「DIST_FISH_VAL」の値を調整する。(それぞれ縦横の歪み補正に対応)
  3. 「CROP_H_VAL(横方向トリミング量[%])」と「CROP_V_VAL(縦方向トリミング量[%])」の値を調整する。
  4. 「SAVE IMAGE」で名前をつけて保存。
他のオプションについては、ソースコードに説明があるので、それを読むと吉。

オリジナルのVer1.1で気になった点など(要点)

  • 起動しない(謎)
  • (Processing.exeでソースコードを貼り付けて実行すると)
    ファイルサイズが大きい場合、メモリ不足で開けない。
    • →設定でメモリ使用量を増やすとOK

※ 現在は、修正版が公式からリリースされています。

karaage.hatenadiary.jp

Windowsで間違いなく起動できる方法

Processingの公式サイトから、Proccessing3.0xのパッケージをダウンロードします。
ダウンロードしたパッケージを展開すると、以下のようになるので
 
 
proccessing.exeを起動します。
 
「uonome」の公式リポジトリにある「uonome.pde」をクリックしてソースコードを表示し、「RAW」ボタンをクリックした後、全文コピーします。
 

コピーした「uonome.pde」のソースコードを、Processingのエディタ画面にペーストします。


 
「ファイル」 -> 「設定」 -> 「有効な最大メモリを増やす:」 と進んで 「1024」MB に設定
この設定がデフォルトのままだと、
Qの写真(Lightroomで出力した大きいファイル)を読めない場合があります。
(ちなみにエラーが出ても何も表示されないので大変心臓に悪いです。)
あとは「▶」ボタンを押して実行する。


余談

Processingなる言語を今回初めて触ったのですが、お手軽ですね。ぱっと見ただけで、すんなり動いたのでけっこうビックリでした。ソースコードが読みやすかったのが大きいかも。
 
あ。画像のトリミングは、PImage.getメソッドを使えば一発です(私信)
 
 
とはいえUIや動作速度がお手軽じゃないので、時間作ってC#で書き換えたいなぁ。。。(ボソ