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プロ・ハイアマ向けLightroom を使った効率的な写真セレクト方法




ライブ専門カメラマンの田浦ボンさんが、
という感じで、『DPP (Canon純正の現像ソフト) からLr (Lightroom) へ乗り換えようとしたけど、セレクト処理の作法が異なっていて大変』(意訳)という話をつぶやかれていたので、

Lrをこれから使う方の参考になればと、自分の写真セレクト方法を書いてみることにしました。

余談

あ、そうそう。田浦ボンさんが商業誌に提供されている写真(の一部)は、ネット上で画像検索をすると見れたります。
かなりカッコ良くて、個人的に好きです。1度見てみてください。おススメです^^

このページの目次

  • 最初に
  • 写真セレクト方法
    • まずこれを覚える
    • 1. 前準備
    • 2. おおざっぱにセレクト
    • 3. 少し細かくセレクト
    • 4. 最終セレクト
  • 参考資料
  • 推奨機材など
    • ディスプレイ 2枚
    • ノートPCの場合
    • PCのスペック
  • 最後に

最初に

タイトルに、『プロ・ハイアマ(ハイアマチュア)向け』と書いたのですが、『時間をお金で買いたい人向け』くらいの意味合いで付けました。けっこうてきとうです。

基本的には、Lr をこれから使う方向けに、最初のとっかかりとして「こんな写真セレクト方法どうでしょう?」という提案レベルの話です。紛らわしいタイトルですみません。



セレクト方法自体は、素人の我流です。一応、1000枚くらいの写真から10枚程度を、2、3時間でセレクトする場合を想定して書いています。

「もっと効率的な方法があるわっ!」など思うところありましたら、てきとうにツッコんで頂けますと嬉しいです。なお、「プロがこんな拙い方法使えるかッ!」といった苦情を申し立てられても対応いたしかねます。ごめんなさい。

写真セレクト方法

Lr には、おおざっぱにいって写真セレクト用の機能として、★(スター)や、カラーフラグ、採用/不採用フラグ、などが用意されています。この辺は、好みで使い分けると良いのかな、と思います。



自分の場合、写真セレクトには、基本的に★のみを使っています。なお、下記説明では、ディスプレイが2枚あることを前提としています。(1つの場合でも同様の方法は使えるかと思います。)

まずこれを覚える

Lr は、主要な作業に関しては、マウスを使わず、キー1つで出来るようになっています。全部覚えようとすると「つらぽよ」なのですが、よく使う機能だけでも覚えておくと楽です。

自分の場合、よく使うキーボード操作は、以下の2種類です。

画像はWikipediaより引用

1. 前準備

左:セカンドモニター 、 右:メインモニター

  • 第1画面(メインモニター)は、グリッド表示
  • 第2画面(セカンドモニター)は、ルーペ表示
に設定。

具体的には、画面左下の 「2」をクリックで、セカンドモニターに画面が開きます。
さらに、セカンドモニターの画面左上で「ルーペ」を選択します。また、画面右上のモードは「標準」に。

あとは、写真セレクトするフォルダ or ライブラリを開く。

2. おおざっぱにセレクト

矢印キー[→] で写真を送りながら、
  • とりあえず採用したいやつ → ★★★ [3]
  • 明らかな没写真 → [x]
の2種類のマークをつける。

この段階では他のマークは使いません。
「使う可能性のあるやつ」と、「絶対いらない」ってやつを選別するだけです。
セカンドモニターにルーペ表示しておくと、ピントがずれてるなどの明らかな没写真は一目で判別できて良いです。

2' .没写真を削除 (お好みで)

画面上部スマートフィルタの「属性」から「没フラグ」の写真だけを表示。


全て選択[Ctrl + A]した後、[Delete]で削除。

3. 少し細かくセレクト

今度は、スマートフィルタの「属性」から
「没フラグ」を解除し、「★★★ 以上」の写真だけを表示。


再度、1から矢印キー[→] で写真を送りながら、
  • 採用したいやつ → ★★★★ [4]
  • 微妙かなってやつ → ★★ [2]
にマークを付け替える。

4. 最終セレクト

★★★ 以上のみ表示した状態のまま
等倍表示 [z] や 比較表示 [c] を使って、真面目にセレクト。
  • 採用 → ★★★★★ [5]
  • 採用候補 → ★★★★ [4]
  • ふつう → ★★★ [3]
という感じで、適宜マークを振り直す。


写真セレクトは以上になります。

あとは、★★★★以上のみ表示するなどして、必要な分だけ現像。

3回に分けて★をつけるのは一見冗長ですが、各段階でできるだけ頭を使わずに済むように、という趣旨でやっています。頭を使わずに済むことで、ミスなくチェックできるように、という目的です。

参考資料

このページを書くにあたって参考にしたページや、書き溜めたネタは下記にまとめています。興味がありましたら、ご参考までにどうぞ。

推奨機材など

ディスプレイ 2枚


  • なにはともあれ、画面は2つ用意です。1画面での作業は、ウィンドウの切り替えをはじめ、時間のロスが多くなるのでやめましょう。いや、ほんともうこれは、マジで。お願いします。
  • Lr が2画面にしか対応してないので、3画面以上はお好みでどうぞ。個人的には、大きめのディスプレイが1つあれば、2画面でいいかなぁと思ってます。
サブディスプレイ用途であれば、2014年9月現在、
  • フルHD(1920x1080) 1万円 ~
  • 少し大きなやつ (2560x1440~)  5万円 ~
  • 最新の4K (3840×2160) 7万円 ~
あたりから揃っているので、予算に合わせて適当に探されると良いかなと思います。

なお、4Kのモニタに関しては、現時点では、価格の割に課題が少なくなく(※)、あまりおすすめできません。将来的には、4Kのモニタを用意するとピント確認作業の時間を短縮できて楽だと思うのですが…。

※ 4Kの安価なモニタは、リフレッシュレートが30Hzであることや、そもそも現状では4Kモニタを楽に扱うにはPCのスペックが要求されるという課題あり。

※ 市販のモニタは、おおむねひと通り頭に入っているので、自分で探すのがめんどくさいなどありましたら、「こんな予算で、こんな感じでー」とか言って頂ければ、てきとうな回答をかえせるかと思います。

ノートPCの場合

2画面にするかは状況によるかと思われますが、出先で使われる場合でも、
  • タブレットをサブディスプレイにする (参考記事)
  • 持ち運び用モニタを使う (参考記事)
  • ホテルなどの液晶テレビをサブディスプレイにする
といった方法があるので、そのあたりは、ご利用状況に合わせてどうぞ。

※ こちらも、ご興味がありましたら、てきとうに聞いて頂ければ、わかる範囲でおこたえできます。

PCのスペック

ここ4,5年以内に、それなりの値段のものを買っていれば、スペック的には十分だと思います。本題に関係ないのでとりあえず端折ります。

最後に

Lrに限らず、Adobe製品って癖のある(Windowsアプリの通常の作法を無視した)インターフェースが多い印象がありますが、Adobeの癖に1度慣れてしまえば、機能的にも豊富なことと相まって、かなり便利なソフトウェアとなります。

この記事が、Lrを手軽に扱うための一助に、より充実した写真ライフを送れる手助けとなれば幸いです。