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LOVE PENTAXYZ

News & Tips about PENTAX products, and daily photos by PENTAX cameras.

フルサイズで使える廉価レンズまとめ(広角・標準・望遠) & フルサイズが出ても損しないレンズ6選

Tips

 
フルサイズ対応の廉価レンズ一覧

フルサイズ機の発売が徐々に現実味を帯びてきた今日このごろですが、『フルサイズ機と同時に★レンズを買い揃える余裕が無い!』という人(自分)に向けて、PENTAXの★レンズを買うまでの繋ぎとして

中古も含め2015.12月現在入手可能なフルサイズ対応の廉価なレンズをまとめてみました。

繋ぎとはいえ無駄な出費はできるだけ避けたいので、廉価なレンズでもそれなりに写る&小型・軽量もしくは★レンズでは出そうにない画角をカバーするなどの理由で、大型・重量級の★レンズ購入後でも使い途がありそう(使い分けが可能そう)なものをピックアップしています。

具体的には、ここでは下記の条件を満たすものをピックアップしています。

  • 中古又は新品で、現在も容易に入手可能
  • AF可
  • フルサイズに正式対応
  • 概ね3万円以内
  • 古いレンズにしては性能がそこまで悪く無いもの(主観)

目次

  • フルサイズ対応廉価レンズ一覧
    • 広角レンズ
    • 準広角・標準レンズ
    • 望遠レンズ
    • マクロレンズ
    • 高倍率ズームレンズ
  • Appendix
    • 古いズームレンズには要注意
    • フルサイズで使えるDAレンズ
    • 編集後記;フルサイズが出ても損しないレンズ6選

フルサイズ対応廉価レンズ一覧

 

広角レンズ

SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL

シグマ 12-24mm F4.5-5.6 EX DG  ASPHERICAL キヤノン用
シグマ
売り上げランキング: 59,642
12mmの超広角から始まるズームレンズ。フルサイズでこの画角は、他社含めこれ一択なので、この画角が欲しければ買う価値はある。

世間の評価では解像力はほどほどながら、色収差、歪曲は抑えられているとのこと。逆光に弱い・周辺減光が大きいなど弱点はあるものの、解像力を重視しなければ現在でも十分通用する一品。というか、この画角は代わりがないので、超広角ズームレンズが欲しい場合はこれしかない。

実際の使用感など詳しくは、他マウント(フルサイズ機)でレビュー記事を参照すると良い感じ。
※ PENTAX機でのレビュー記事はAPS-C機でのものになため。
※ 他社マウントでは改良型のII型が発売されています。PENTAX用として手に入るのは初代の無印になります。

中古相場は2~4万円くらい。
 

SIGMA AF 15-30mm F3.5-4.5 EX DG

シグマ 15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICAL ニコン用
シグマ
売り上げランキング: 123,402
15mmスタートの初の広角ズームレンズ、だったと思う。レンズ史上における記念碑的レンズ(うろ覚え)。

逆光耐性が低いことを除けば、フルサイズ機で利用している場合でも、わりと良さ気なレビューが散見される。いかんせん古いレンズなので、レビュー自体古いことが多く、現代でもどの程度通用するのかは不明。

同じようなレンジで★レンズ(15-30mmあたり)が出ることがロードマップ上で公表されているため、積極的に選ぶほどではない気もする。

中古相場は1~3万円くらい。廉価な広角ズームレンズとして抑えるのはアリかもしれない。

 

PENTAX FAJ 18-35mm F4-5.6 AL

PENTAX SMCP-FA J18-35mm F4-5.6 AL
ペンタックス (2003-09-06)
売り上げランキング: 1,338,284

APS-C機であるist D*のキットレンズとして発売されたにもかかわらず、APS-C用にしては中途半端な画角を持ち、画質面でも特にみるところはなかったため、DAレンズの登場とともに一瞬で忘れ去られた不遇のレンズ。が、名称の通りフルサイズをカバーしている。

推測でしかないが、レンズの開発時期的には、フィルム機MZ-Sをベースとしたフルサイズデジタル一眼(K-1)の開発時期と被っているので、もともとフルサイズデジタル一眼での利用を想定したレンズなんじゃなかろうか。フルサイズ機では、超広角~準広角をカバーするわりと良さ気なズームレンズになる。

海外の有名なPENTAXIANが運営するRiceHigh's blogでは、Canon EOS 5D(フルサイズ機)で使用したときの詳細なレビュー記事が公開されている。解像度は必ずしも高くないが、収差や逆光耐性は良好の模様。巷では解像力が低いという記事が散見されるが、上記blogを見る限りピントの合った(ピントをキチンと合わせた)部分はわりと解像しており、ピント精度の悪さと像面湾曲のせいで評価が低くなっているのではという気もする。

190g!とDA18-55mmよりも軽く、小型なので、手軽なスナップシュート用にアリかもしれない。

中古相場は、美品でも1万円足らずといったところ。いつ頃からか以前より相場が大幅に上がってきている。数少ない広角レンズとしてとりあえず抑えておいても良いかなと思ったりする(というか自分は既に抑えた)。ただ、このレンズが対価として諭吉さんを差し出すほどのものかと言うと…。

SMC PENTAX-F FISH-EYE 17-28mm F3.5-4.5

フィルムカメラ時代の対角魚眼ズームレンズ。

現在ロードマップ上では、魚眼ズームレンズの話は挙がっていないし、そうそう出る気配もないので、PENTAX純正のフルサイズ対応魚眼レンズが欲しい場合はこれを買うしかない(かもしれない)。

中古相場で3万円くらい。このレンズに3万円出すなら、MFにはなるものの性能に定評のあるSamyang8mm or 12mmが良い気がする。

もしくは、 DA FISH-EYE 10-17mmが14.5mmからフルサイズでも使えることが確認されている(参考記事1参考記事2)ので、DA10-17mmを選ぶというのもありかもしれない。



SMC PENTAX FA 20-35mm F4 AL 

わりと最近まで販売されていたちょっと謎いレンジの広角ズームレンズ。F4通しで使い勝手は良さそうではある。

世間の評価を見ると、PETNAXらしく逆光耐性は極めて高いらしい。周辺まで画質は安定している印象。ボケは若干うるさい気もするが、概ね良好な雰囲気。自分が探した範囲では、フルサイズでのレビュー記事はフィルムカメラでのものしか見当たらなかったため、デジタルでどうなるかは未知数。

このレンズの光学系の設計はFA35mmF2AL・FA★200mmF2.8[IF]と同じ泉水隆之氏によるもの。性能に定評のあるFA35mmF2AL・FA★200mmF2.8[IF]同様、デジタルでも良好な性能を発揮してくれると思いたい(願望)。

すでにディスコンのためか新品は値段が高騰中。中古で3万円程度。

性能はわりと良さそうな感じではあるものの、焦点距離といい現在の価格といい、色々微妙なレンズという気がする。

準広角・標準レンズ

SMC PENTAX FA28-70 / F4 AL

PENTAX SMCP-FA 28-70mm F4 AL
PENTAX SMCP-FA 28-70mm F4 AL
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ペンタックス
売り上げランキング: 554,027

F4通しで小型・軽量なレンズ。

巷のASP-C機でのレビュー記事では概ね全体的にソツがナイとの評判。自分が探した範囲では、フルサイズでのレビュー記事は見当たらず…。

ただ、中玉が曇る(蜘蛛の巣のように白いカビ?が生じる)個体が多く報告されており、バルサムだかレンズに問題を抱えている可能性がある(参考記事)。実際、自分も中玉が曇った個体を入手したことがある。解体して磨いてみたがレンズの曇りはとれなかった。うっかり問題のある個体を手に入れてしまうと、修理は困難かもしれない。

中古相場は、数千円程度。ネットオークションでも多々見かけるが、上述の問題があるため手に入れる際は現物を確認したいところ。

安いのでスナップシュート用に持っていても面白いかなと思ったりしているが、ロードマップ上にある DFA STANDARD ZOOM のスペック次第で、無用の長物と化す可能性も高い。

SIGMA 28-70mm F2.8 EX ASPHERICAL

結構古いレンズ。後継品として、現在も販売されているSIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSMがある(ただしこちらは新品で10万円を越える値段が付いている)。

逆光に弱いらしい。

中古相場は、~2万円といったところ。

後継品が既に存在しており、またほとんど同じような価格帯には新品で購入できるTAMRONのF2.8標準ズームレンズが存在するため、安くF2.8通しのレンズが手に入る以外にメリットは思い浮かばない。

TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09)


F2.8通しで広角から準望遠までカバーする標準ズームレンズ。コストパフォーマンスが高いと評判の現行販売品。今でも、他社のフルサイズ機用に購入している方が絶えないロングセラー品。

ポートレート写真家として有名な魚住誠一氏が10年間愛用していたらしく、巷では『魚住レンズ』とまで呼ばれている(らしい)。

開放からF5.6くらいまで、ピントはありつつも(良くも悪くも)やわらかな描写をする。暖色よりの発色で、ボケ味は良好。絞れば解像力は向上するようだが、周辺までカリカリに写るようなレンズではない雰囲気。ポートレートなど主題を中央付近に添える用途に好適な感じ。ボディ内モータ駆動なので、その点が気になる方はいるかも。ズーム位置によってピントがずれるのは仕様。

相場は、価格.com最安で2万6千円。 

褒めちぎったが、DFA★24-70mmF2.8(と同一の光学系 TAMRON ModelA007)の前世代のレンズなので性能面ではあらゆる点で新型が良く、将来的に★レンズの購入予定があるなら、敢えて買う理由はなさ気。『解像力は単焦点に求めるぜ!』みたいな割り切りをすれば、全然アリなレンズという感じ。購入にあたっては、自分の用途と要相談。

FA35mmF2AL


ロードマップ上にフルサイズ対応レンズとして載っている、現行販売されているレンズ。実際、フルサイズでも問題なく利用できることが確認されている。

描写の傾向については、pentax memoのレビューが的を得ていると思う。『優しい描写が特徴的な銘レンズ』とのキャッチコピーはよく合っている。

新品でほぼ3万円。中古相場は2万円~。

ロードマップに載っているということはリニューアルされないということなのか、フルサイズ発売後も続投されるのか、立ち位置がよく分からないレンズ。PENTAXが単焦点レンズを改めて投入した暁には(不穏なことに、2015 CP+ではPENTAXの開発者が「ロードマップに載っていない単焦点レンズも検討している」といった旨の発言をしている)、早期に置き換えられてしまう気もする。

(今後発売されるレンズが備える可能性が高い)現代的なコントラスト、彩度およびシャープネスの高い描写より、柔らかい描写を求める場合には買って後悔することはないと思う。

※ FA35mmF2の光学系にフレアカッターを追加し、口径が制限されたDA35mmF2.4がある。このDA35mmF2.4も非公式ながらフルサイズのイメージサークルをカバーすることが有志によって確認されている。が、こちらはフルサイズでは周辺減光が明確にあり、F8くらいまで絞らないと解消しない。

FA50mm F1.4、FA50mm F1.7


ロードマップ上にフルサイズ対応レンズとして載っている、現行販売されているレンズ。実際、フルサイズでも問題なく利用できることが確認されている。

描写の傾向については、『開放の柔らかさが印象的な大口径単焦点』とのキャッチコピーのpentax memoのレビューが的を得ていると思う。FA35mm以上に開放では柔らかい雰囲気。

新品で3万円程度といったところ。中古相場は1万円~。

撒き餌レンズの王道を行くレンズだけに、単焦点がリニューアルされれば真っ先に切り替わりそうな気がする。PENTAXは早期にフルサイズ発売後のロードマップを明示すべきだと思う。

FA35mmF2AL同様、現代的なコントラスト及び彩度の高い描写より、柔らかい描写を求める場合には買っても公開することはないと思う。

※ なお、FA50mmF1.4の廉価版で、FA50mmF1.7というレンズもある(ただしこちらはディスコン。F1.4との価格差も少ないため敢えて選ぶ理由は見当たらない)。
※ 余談ながら、この焦点距離では、海外の有志によってDA55mmF1.4やDA50mmF1.8が、フルサイズをカバーするイメージサークルを備えていることが確認されている。さらに余談になるが、DA35mmF2.4とFA35mmF2とが同一の光学系であるため誤解されていることがあるが、DA50mmF1.8は、FA50mmF1.4とは全く異なる光学系である。

マクロレンズ

smc PENTAX-D FA マクロ 50mm F2.8

現行のマクロレンズ。解像力、コントラスト、色のり、ボケ味、逆光耐性、などなど全方位的に優秀な模様。フィルム時代のFA50mmF2.8と光学系は同一で、違いはレンズコーティングらしい(参考記事)。DFAになり、開放でのコントラストや色乗りが改善されている雰囲気。FA50mmでも、一段絞ればしっかりとした描写をするという話も出ている。

フルサイズデジタルでの使用例を見つけられなかったので、周辺画質がどの程度のものかは不明(もともとフルサイズ対応レンズなので、目立った問題はないとは思われるが)。

実用面では、光学性能の差よりも、DFAになり小型になったことの方が大きな違い。

中古相場では1万円~3万円といったところでかなり幅がある。
FA50mmF2.8 であれば1万円以下で手に入ることも。

焦点距離50mmのマクロレンズというのはワーキングディスタンスが少ないのでマクロレンズとしてより、フルサイズ時代のDA35mm Macro Limited (好きなだけ寄れる常用レンズ)となりそうな雰囲気。ただ、常用する場合は、マクロレンズは回転角が大きい(→ピントが大きくずれたポジションからのAFに時間がかかる)ので、その点はよく考える必要があるかも。

 

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E) 


もはや説明する必要があるのだろうかというくらいのマクロレンズの鉄板。ボケ味の柔らかさでは他製品の追従を許さない。詳しくは、pentax memo のレビューや、kakaku.comの掲示板をどうぞ。

新品で3万円から買える。他社マウント用には新型が出ているからか、気付いたら随分安くなっていた。コストパフォーマンスの高さはもはや異常といえるレベル。

 

smc PENTAX-D FA Macro 100mm F2.8

D FA Macro 100mm F2.8は、最新のWR(防滴仕様)ではない、1世代前のレンズ。現行品は、D FA Macro 100mm F2.8 WR。名称上はWRが付いているかついていないかの微妙な違いだが、外装面では結構違う。光学系は同じため、基本的な光学性能に差はないと思われる。WR付きの方は円形絞りを採用しているので多少ボケ味が良くなっている(はず)。

WRアリとWRナシの違いは以下のとおり。
  • DFA 100mm F2.8
    • (2004発売) 
    • 絞りリングあり、ピント位置ロック用クランプあり
  • DFA 100mm F2.8 WR
    • (2009発売)
    • 絞りリング無し、ピント位置ロック用クランプ無し
    • 円形絞りの採用、QSFの採用、アルミ外装
中古相場では、3万円を切っていることがある。
なお、最新のWRアリのものも探せば3万円台で買えることもあり、特に理由がなければWR付きがオススメ。

WRナシのレビューを探すのは、ググらビリティが悪く困難なため、ここでは、WR付きのレビュー記事でお茶を濁す。

望遠レンズ

SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO、(70-300mm F4-5.6 DG MACRO)

SIGMA 望遠ズームレンズ APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ニコン用 フルサイズ対応 508555
シグマ (2008-02-02)
売り上げランキング: 9,329
APS-Cで使う分にはさほど差がないとのコメントを見かけるが、フルサイズでは周辺画質においてAPO付と無しとで明確な差がある、らしい。(参考記事
 
他社のフルサイズ機で使っている人が散見されるので、性能はそんなに悪くもない雰囲気はする。解像力に関してはわりと好評価(≠高評価)を見かける。ボケはやや硬いか。色乗りは淡泊。コントラストを後処理で持ち上げるとよさげ。
 
相場は、新品で1万後半といったところ。(APOなしなら1万円前後)
 
PENTAXのDFA望遠レンズはいずれも大型重量級なので、価格の手頃さに加えて、小型軽量な望遠レンズとして悪い選択肢ではないと思う。ただ、今のところ出る雰囲気はないとはいえ、PENTAXから廉価な望遠レンズが出ると存在意義がなくなりそうではある。

TAMRON AF 70-300mm F/4-5.6 Di LD Macro 1:2 (Model A17)

だいぶ古いレンズ。他社マウントでは後継のレンズが出ている。

設計が古いこともあり、SIGMAの70-300より甘い描写との評判。巷の撮影写真を見ても、やっぱり甘いように感じる。縮小画像でも分かるくらいTAMRONっぽさを感じさせるやわらかな描写をする。絞っても解像力は低いように感じる。好きな人は好きと思われるが…。

新品でも1万円で買える。

ノーコメント。

SMC PENTAX-F ZOOM 70-210mm F4-5.6

一部で『隠れEDレンズ(明記されていないがEDレンズが使われているレンズ)』と呼ばれており、名レンズ扱いされている。

コッテリした色乗りで、気持ち見栄えのする絵を叩き出す雰囲気だが、現代においては特に見るところはないように思える。

中古での相場は5000円程度。小さく軽いので、興味本位で買ってみてもいいかもしれないと思わなくもない。

高倍率ズームレンズ

TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A061) 

現在でも新品で手に入る唯一の高倍率ズームレンズ。これも既に後継品が出ている。

価格.com最安店で4万円オーバーの値段が付いているが、そんな価値はないはずだ。

高倍率ズームレンズがこれしかないので、とりあえず取り上げてみたが、便利ズームが使いたいなら、APS-C機+SIGMAの高性能便利ズームレンズの組み合わせの方がよっぽど実用性がある気がする。

Appendix

古いレンズについては要注意

巷の作例などを見た感覚的な感想と僅かな経験からすると、FA, FAJシリーズズームレンズには軒並み手を出さない方がいい。古い設計のズームレンズは、現代のものと異なり、絞れば実用できる程度に解像する、わけではないことが多い。現在の基準では、本当に使いみちがないレベルの性能である可能性が高いので、明確な理由がなければ手を出さないほうが無難。(ただし、★レンズは除く。

なお、MFがOKであれば、FAレンズよりも古いPENTAX-Aレンズや-Mレンズという手もある。種類が多過ぎるため、ここでは取り上げませんが…。単焦点ならおおむね問題なく使う気になれる程度の性能はあるんじゃないでしょうか。

なお、最近では以前ほどは聞かなくなってきたとはいえ、SIGMAやTAMRONなどサードパティレンズは、AFのピントがジャストで合わない、片ボケがあるなど、品質のバラつきが指摘されがちだった印象があります。ギャンブル要素が高くなるのでその点は注意(というより心づもり)が必要です。

フルサイズで使えるDAレンズ


別記事にまとめています。

かろうじてイメージサークルは確保されているが、開放では周辺減光が気になるものが多いのも事実。当然ながら周辺画質にも期待はできないので、おまけ程度に考えておいた方が良いと思う。

編集後記;フルサイズが出ても損しないレンズ6選

フルサイズ機は買うにしても、初っ端から★レンズを買い揃える余裕がないこともあり、ひとまず廉価なレンズでどの程度カバーできるかのを知りたくて調べてみました。

レンズが一通り揃っているAPS-C機もありますし、フルサイズ機にはAPS-Cサイズへのクロップ機能もあるようなので、『何も廉価なレンズを買わなくても…』という感じではあるのですが、せっかくならセンサ全域を使えるレンズを揃えておきたいなぁと。

きっかけとなったのは、古いレンズではあるもののTAMRON28-75mmF2.8(Model A09)70-200mmF2.8(Model A001)の評判が良かったこと。フルサイズを見越して購入されている方が散見されたたので、『他にもなんか使えるものあるんじゃない!?』と思い調べてみました。

実際調べてみて、3万円縛りは(長く使うには疑問符をつけたくなるものが多いので)流石に不毛かもしれないと思わざるを得ない感じでしたが…。変な予算制限を取っ払うと、Samyangなどガッツリ使えるレンズもあるので、PENTAXに限らずフルサイズで使えるレンズ一覧を改めてまとめて記事にしたい感じ。

仮にフルサイズで3600万画素であれば、画素ピッチは理論上APS-C機の1600万画素(K-5シリーズ)よりも余裕があるくらいなので、(中央部に関していえば)レンズに求められる解像力のハードルは今より低くなると思われる。
※ とはいえ、必要なイメージサークルはAPS-C機に比べかなり大きくなることから周辺画質に対する要求は大幅に上がるので、周辺画質まで抑えたい場合は、新規開発のレンズ一択ではある。

4000万画素オーバーの場合は…、まぁなんだ、『見ろ、(古い)レンズがゴミのようだ!!』となりかねない。

今回ピックアップした中で買う価値がありそうなレンズは、以下の6つ。

  • 広角レンズ
    • SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL
      • 各社見回しても、唯一の12mm始まりのフルサイズ対応ズームレンズ
      • このレンズの代わりになるものはないし、出るとも思えないので必要ならアリ。
    • PENTAX FAJ 18-35mm F4-5.6 AL
      • フルサイズでは、DA18-55mmよりも軽い広角ズームレンズ
      • 性能はかろうじて及第点という雰囲気ではあるけれど、1万円以下で買えることもあり、気軽に持ち出せる広角レンズとして悪く無い選択(のはず)。
  • 準広角・標準レンズ
    • TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09)
      • TAMRONらしいやわらかな描写がとても評判が良い。
      • 他社フルサイズ機でも評判は上々だし、やわらかな描写が好みであれば買い。
      • 一方、解像力を求めるのであれば、キットレンズとなるであろうDFA STANDARD ZOOMを待つのも手。
    • PETNAX FA35mmF2.4, FA50mmF1.4
      • 解像しつつもソフトな描写が欲しければ有り。
      • 現代的なレンズでは、コントラストも彩度も高め、クッキリパッキリな描写傾向が強まっているので、今後この手のコントラストやや低めのレンズは出ないと思われる。
  • マクロレンズ
    • TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E) 
      • マクロレンズの鉄板。
      • もうちょい予算を積んでPENTAX D-FA 100mm Macro WRという選択肢もあり。
  • 望遠レンズ
    • SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
      • 小型・軽量な望遠レンズという意味で、貴重なレンズ。
      • 1万円程度で買えることもあり、気軽に持ち出せる望遠レンズとして悪く無いかなと。
 

フルサイズで使えるレンズまとめ

3万円という制限を取っ払って使えるレンズをピックアップしてみました。↓

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