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よく使っているレンズ・画角について確認する方法 まとめ


momoji
私はこれを見たかった(1ヶ月前に)
2015年も残すところあと少しとなりました。年の暮れだというのに、今頃になってモミジが紅くなり出したのですけど、まぁそれはいいや。

年末といえば、「2015年買ってよかったレンズ」とか「2015年もっとも役に立ったレンズ」とか、なんかこう1年の締めっぽい記事を書いてみたいじゃないですか。書いてみたいですよね?書きますよね?え、書かないの?なんで?いや、まぁ、記事を書くかどうかはさておき、この1年間でよく使ったレンズを振り返ってみたい!それもできれば、客観的データに基いて!というのがヒトの性ってものじゃないでしょうか。世間ではどうか知らないけど。少なくとも俺は見たい。

閑話休題。

今後のレンズ選びの参考情報として…、もしくは、自分の撮影の癖を把握するために…、目的は人により様々とは思いますが、自分がよく使うボディやレンズ、35mm版換算焦点距離(=画角)、場合によっては、絞り値やシャッター速度、ISOなどの統計データを見たいことがあります。

というわけで、統計データの確認方法を軽くまとめてみました。ついでに、巷に自分の欲しい統計データを表示してくれるソフトウェアがなかったので作りました。

統計データの確認方法

手軽に調べる方法 for Lightroomユーザー

ライブラリフィルターでざっくり統計を見てみる
とりたてて解説するまでもない話ではありますが、Lightroomユーザであれば、「ライブラリフィルター」で手軽に、カメラボディごとの撮影枚数、レンズごとの撮影枚数を見ることができます。

具体的には、「ナビゲーター」で今年撮影した写真を含むフォルダを選択、もしくは、「ナビゲーター」で全フォルダを選択の後、「ライブラリフィルタ」ー→「メタデータ」→「日付」で今年を選択することで、「メタデータ」の「カメラ」・「レンズ」の欄に、各カメラ・レンズごとの撮影枚数が表示されます。

さらに、「カメラ」を選択すれば、「レンズ」の欄には選択したカメラで使ったレンズごとの撮影枚数を表示することが可能です。この絞り込み機能を使えば、『このボディでは、どのレンズをよく使っているか』を手軽に見ることができますね。

巷にあるソフトウェア(フリーウェア)

『いや、レンズごとの撮影枚数だけ見れてもなぁ』という人のために、手元の写真のExifデータを解析して、より詳細な統計を棒グラフや円グラフの形で表示してくれるソフトも存在しています。

ざっと調べた限りでは、お手軽に使えそうなものとしては下記の2つがありました。
単に『どのレンズをよく使っているか』ではなく、さらに踏み込んで、『どの焦点距離を多用しているか』『どんな絞り値・シャッター速度をよく使っているか』まで知りたいといった場合には、これらのソフトが適していると思われます。

ソフトウェア自体は海外製ですが、上記の参考記事では日本語&スクリーンキャプチャ多めで解説されておりますので、詳しくはそちらを御覧ください。

自分が欲しかったもの

世の中の多くの人にとっては、上記のソフトウェアで得られる情報があれば十分とは思うのですが、自分としては、統計を取る際に、もう一歩踏み込んで知りたいことがありました。

時系列に並んだ各焦点距離の利用量が見たい…。

上記のソフトは、いずれも統計データを一次元にまとめてしまうため、年の途中で、もしくは季節によって撮影スタイルが変化していても、その様子はわかりません。まぁ、『近々の撮影スタイルがわかればいい』と割り切ってしまってもいいのですが、なんか時系列で自分の(撮影スタイルの)変化を見てみたいじゃん!じゃん!じゃん!

作ったもの : FocalLengthStatics

というわけで、長ったらしい名前(↑)のソフトウェアを作りました。こんな感じ。


画面向かって左のウィンドウで指定したボディ or レンズに限定して、利用した焦点距離を時系列にグラフ表示するようになっています。

おそらく多くの人にとっては『わけわかんねーよ!』という感じだと思うのですが、この表示されるカラフルなグラフは、

縦軸: 時間(年月)
横軸: 35mm判換算焦点距離

として、撮影枚数の少ないところほど青色に、多いところほど赤色になるように表示しています。いわゆる、Heat map とか Contour plotってやつです。これで、上から下に向かって時系列に変化している様子がわかるって算段です。

上のスクリーンショットでは近々1年半ほどの長さで見ていますが、10年近いスパンで見ると結構壮観です。Heat mapを見るだけでも、自分が使ってきたカメラやレンズが走馬灯のように思い起こされて趣深いです。

余談1 : ソフトウェアの動作について

Heatmapを作成するにあたり最初にデータベース(SQLite)にローカルの写真のExifを取り込んでいるのですが、自分の環境では、たかだか4万枚の写真のExifを取り込むのに30分くらいかかります。

SQLiteへの書き込みに時間がかかっているわけではなく、純粋に写真のロード→Exifの取り込みに時間がかかってます。I/Oバウンドな感じなので、MAX30並列でExifを取り込むように仕上げてますが、あんまり速くなってないです。HDDにはかなりの負荷がかかるようになっており、ガリガリ頑張ってくれるのですが…。世知辛い。

余談2 : 内部のロジックについて

アイデア自体は2年前からあって、別のblogにまとめています。このときはExifの出力をSQLiteではなく、CSVファイルに纏めてますが、概ね内部のロジック自体は同じです。↑のソフトウェアが何やっているか気になる方はよろしくどうぞー。

さいごに : ソフトウェアの公開について

がんばって年内に公開します。

いや、ライブラリのライセンス確認して、README作って、バイナリ作って、配布場所整えて、って。考えるだけでもめんどk(ry